「バターコーヒーダイエット」ってホントに痩せるの?

「バターコーヒーダイエット」ってホントに痩せるの?

全米で大ブームになっている「バターコーヒーダイエット」その驚くべきメソッドを「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本をもとに紹介します。

「バターコーヒーダイエット」のメカニズムは

著者自身も50kg減量、IQを20ポイント上げた

IT企業家であるデイヴ・アスプリー氏が15年の年月と30万ドルを投じて心身の能力を向上させる方法を研究。著者自身も50kg減らし、IQを20ポイント上げた方法。その答えを「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本に著されました。
そこで登場する驚異の飲み物が「バターコーヒー」

著書の内容の中で、ダイエットのしくみ、方法について次の2つがポイントです。
①レプチン値をリセットする
②胆汁の分泌量を増やす

①レプチン値をリセットする

レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモン。カラダにエネルギーが満たされたらそこで「食べるのをやめろ」という指令を出します。レプチン値は体脂肪に比例します。レプチン量が増えればそれだけ抵抗性が増し、満腹を感じられなくなって体重が増えます。レプチン量をリセットするには果糖を制限。炭水化物は夕食のみ。ごはんなら30gとする。

②胆汁の分泌量を増やす

胆汁は脂肪の分解と吸収を助ける。胆汁が多いほど減量とデトックスの力が強まる。ヘルシーな脂肪をより多く食べることで胆汁の生成を促し、毒素を排出することができる。

ダイエットのカギは脂肪を摂ること

ヘルシーな油をとるべき!

著書では1日の摂取エネルギーの50%~70%をヘルシーな油から摂るようにすすめています。この場合のヘルシーな油とは...

①中鎖・短鎖脂肪酸(バターやココナッツオイル)エネルギーが身体に蓄積されにくい
②飽和脂肪酸(バターやココナッツオイル)酸化によるダメージを受けにくい
③(肉類や植物油)オメガ6脂肪酸よりもオメガ3脂肪酸(魚油やえごま油など)を多めに摂る

そこで推奨されている油がオーガニックの牧草飼育の無塩バター(グラスフェッドバター)とMCTココナッツオイル。MCTとは中鎖脂肪酸のこと。低温で固形になるココナッツオイルは中鎖脂肪酸を60%含んでいますがMCTオイルは中鎖脂肪酸100%のオイルです。

「バターコーヒー」のレシピ

つくりかた

ドリップタイプのコーヒーに無塩のグラスフェッドバター大さじ1~2を入れてよく撹拌する。(バターの代わりにココナッツオイル大さじ1~2でもOK)
【アレンジ編】ココナッツミルク大さじ4にMCTココナッツオイル大さじ1~2。いずれもよく混ぜることがポイントです。

飲むときのポイント

●朝食に飲む。その時たんぱく質の食品を一緒に食べても可。炭水化物は不可。
●午後二時以降は飲まない。
●そしておなかがすいた時に食べる。満足したらストップ。炭水化物は夜だけ食べます。

ダイエットを指導する管理栄養士が感じたこと

油を怖がりすぎないで!

ダイエットを経験した人は、飽和脂肪酸は悪者と考えてしまいます。しかし脳は油で出来ています。そしてホルモンも飽和脂肪酸とコレステロールできているのです。油を抜く食事を重ねるとホルモン異常やまた、満腹感を感じずいつも食べ物が頭の中を支配することにもなりかねません。

ダイエットをすると、どうしても低脂肪、低カロリーのものを選ぶ故、満腹感を感じることができなくなってしまった。油が怖くて食べられなかったという方にはバターコーヒーを試してみるのもいいかもしれません。

注意点

カフェラテ1杯140kcal バター大さじ1杯入れたコーヒーは97kcal。カロリーだけ比べるとカフェラテよりバターコーヒーの方が低カロリーです。

ただし、外食や加工品を日常的に召し上がる方はさらにバターコーヒーを加えると、油の摂り過ぎになってしまう危険大ですから、ご注意を。

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