【色によって栄養が違う?!】カラフルな「人参」の秘密を知ってる!?

【色によって栄養が違う?!】カラフルな「人参」の秘密を知ってる!?

人参といえばオレンジ色の野菜を想像しますが、実はオレンジ色以外にも紫・黒・赤・黄・白色などがあるカラフルな人参が存在することをご存知ですか?料理に彩りを与えるだけでなく、色によって様々な栄養素を含んでいるカラフル人参をご紹介します。

普通の人参とは

皆さんが普段食べているオレンジ色をした人参の多くは「五寸ニンジン」と呼ばれるものです。カロテンの語源が「キャロット」というだけあって、人参のオレンジ色にはβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは特に皮の近くに多く、皮ごと食べるか、薄くむいて食べるのがおすすめです。β-カロテンは脂溶性のため油と組み合わせることで効果的に栄養を摂ることができると言われています。

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カラフルな人参って?

カラフルな人参は紫・黒・赤・黄・白色などがあります。さらに色によって含まれる栄養素が異なり、風味や甘み、歯ごたえなども違うのが特徴です。幅広い料理に合い、カラフルな色をいかせば料理が華やかになることでしょう。

紫色の人参

紫色の人参にはブルーベリーやナスなどにも含まれる、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていると言います。アントシアニンには脂肪の蓄積を防いで肥満を予防したり、アンチエイジング効果や花粉症対策、冷え性改善にも役立つことが明らかとなっているようです。

■おすすめの食べ方
紫色の人参は茹でると色素成分がゆで汁に流れ出てしまいます。また、人参の紫色も薄くなっているため、その色をいかせるサラダや野菜スティックにして食べることをおすすめします。コリコリした食感と、ほのかな甘味があり、生のままでも美味しく召し上がれますよ。切り方を工夫して料理に加えることで、より彩りが増してきれいになるでしょう。

赤色の人参

赤色の人参にはトマトなどで有名なリコピンが豊富に含まれています。リコピンは抗酸化作用が強いことでも知られており、ストレスや紫外線、喫煙などが原因で活性酸素の発生を抑えて老化防止や肌トラブル解消に期待され、美肌に導いてくれると言われています。
この赤色の人参は「金時人参」「京人参」と言われ、細長く濃赤色の人参です。

■おすすめの食べ方
食感は柔らかいのに煮崩れなどをしにくいため、料理に使いやすいのが特徴です。人参特有な臭少ないと言われていますが風味がオレンジ色の人参よりも強く感じられるそうです。主にきれいな赤色は料理の彩りを良くし、お正月料理などで使われています。正月料理に限らず、鮮やかな赤い色を活かして生のまま千切りやスライスにしてサラダに取り入れたり、ピクルスや炒め物などにしても美味しく召し上がれますよ。

黄色の人参

黄色の人参にはβ-カロテンが豊富に含まれています。
「島人参」はごぼうのように細長く、耐暑性が強いため主に沖縄で栽培されています。

■おすすめの食べ方
食感は柔らかく、甘みが強いことが特徴とされています。にんじん臭さが少なく、生のままサラダやジュースに使うのもおすすめです。普段沖縄では炒め物や汁物などに使われているそうです。

白色の人参

白色の人参は大根のように中まで白く「スノースティック」呼ばれています。人参の香りが少なく、甘みが強い人参です。皮が薄く柔らかいので皮ごと使うことができます。

■おすすめの食べ方
オレンジ色や紫色のカラフルな人参たちと一緒に組み合わせて料理に使えば、さらに彩りが良くなりパーティーなどにも使えそうですね。白色の人参は他の人参と比べて臭みは少なく、甘みが強いのが特徴です。

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まとめ

カラフル人参は、色素に含まれる栄養素に違いがあります。料理の彩りを良くするだけでなく、必要な栄養素を摂るためにもおすすめです。これだけの色があると料理も楽しくなりますね!

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