ダイエット中、朝ごはんは食べたほういいの?
2016年06月06日
現代日本人の謎=摂取エネルギーが減っているのに肥満が増えている
「時間遺伝子」により、食べていないのに太る理由がわかった!
1997年「ヒト時計遺伝子」の発見で、食べないのに太る謎が解明されました。 食べ物の栄養の吸収や代謝は、「食べる時間」によって大きく変わるということ。それには二つの時計遺伝子「中枢時計遺伝子」と「末梢時計遺伝子」が関わっているのだとか。 そして、これらを応用した「時間栄養学」をダイエットに活かす方法が提唱されています。それが「時計遺伝子ダイエット」!
食べたら太る時間・食べても太らない時間
ビーマルワンをマークせよ!
「時間遺伝子」には、BMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質があります。BMAL1は脂肪の合成を促進する遺伝子。その量は1日の周期で変わります。 AM6:00~16:00では、BMAL1の量は低下しています。 14:00から徐々にBMAL1は増加し、18:00からは急増して22:00には最大に。 Bmal1が一番多い夜の10時は、一番少ない午前と10時に比べ、なんと90倍以上!もBMAL1が増えているのです。 上記に照らし合わせると…朝の6時から夕方4時までは食べても太りにくい時間です。一方、夜20時過ぎの夕食は太りやすい時間帯。ケーキやアイスクリームを食べるなら、夕食後ではなく、ランチの後に食べることをおすすめします。
どうしても夕食が遅くなるという人は?
おにぎりを食べましょう
早い夕食がいいのはわかっているけれど、夕食は遅くなってしまう…という現実。 そんな時は16時位におにぎりを一つ食べておいて、夕食にはおかずだけ食べるようにする分食で、太りやすいリスクを軽減しましょう。
まとめ
同じものを食べているのに、食べる時間でエネルギーとして使われるか、脂肪になりやすいかの「道」が分かれます。 夕食は18時までに食べるのが理想ですが、遅くとも20時までには食べられるといいですね。 その時間を過ぎれば、夕食ではなく、夜食と考えて消化の良いものを軽く食べるようにしましょう。…どうしても甘いデザートが食べたい人は、夜ではなく、ランチの後か15時までに! 食べる時間を意識して、主菜、副菜、主食とバランスの整った食事を摂りましょう。ゆっくりよく噛んで、野菜、タンパク系のおかず、最後にご飯の順番を守って食べることで、自然に太りにくい体に変わります。 やせる習慣を「できること」から始めてみましょう!
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著者
ダイエットプラス
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