【何が違う?】植物性プロテインと動物性プロテインの違いとは

【何が違う?】植物性プロテインと動物性プロテインの違いとは

「プロテインでダイエット!」など、よく耳にするプロテインですが、植物性のものと動物性のものがあるって知っていますか?今回は、植物性プロテインと動物性プロテインの違いと、植物性プロテインの可能性をご紹介いたします!

プロテインって?

プロテイン=たんぱく質のこと

プロテインは日本語でたんぱく質のことを意味します。現代の日本では、サプリメントのプロテインが普及しているので、プロテインと聞くと、サプリメントのイメージを持たれる方も多いかもしれません。

プロテインの働き

プロテインは、三大栄養素のうちの一つで、20種類のアミノ酸から成り立っています。筋肉や皮膚、ホルモンなどの材料となり、身体を構成する栄養素として、必要不可欠です。

必須アミノ酸

プロテインを構成するアミノ酸の中でも、特に重要なのが、「必須アミノ酸」です。必須アミノ酸は、ヒトの体内で作ることができないアミノ酸で、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、メチオニン、スレオニン、ヒスチジン、リジン、トリプトファンの9種類あり、食事から摂取することが大切です。

植物性プロテインと動物性プロテインの違い

植物性プロテイン

植物性プロテインは、主に大豆や小麦のプロテインです。標準的な大豆には32~34%程、小麦には8~13%程のたんぱく質が含まれています。植物性プロテインは、動物性プロテインよりも脂質の量が少ないという特徴がありますが、アミノ酸スコアは動物性食品と比較して低い傾向にあります。
しかしその中でも、大豆プロテインはアミノ酸スコアが100であり、良質なプロテインなのです。

動物性プロテイン

動物性プロテインは、主に肉や魚、卵などのプロテインです。これらの食品はほとんどがアミノ酸スコア100を満たしており、良質なプロテインです。しかし、種類や部位によっては、脂質の量が多くなる場合もあります。

植物性プロテインの可能性

今話題!大豆ミート

今話題の「大豆ミート」。これも、植物性プロテインの大豆から作られているものです。大豆ミートは研究開発が進み、市場規模も拡大してきています。色々な形態での販売もされているため、食事での脂質を抑えたい方には嬉しい食品ですね。

SDGsにも

SDGs(持続可能な開発目標)では、2番目の目標として「飢えをなくし、だれもが栄養のある食料を十分に手に入れられるよう、地球の環境を守り続けながら農業を進めよう」を掲げています。植物性プロテインは、家畜の飼育に必要な牧草地確保のための森林伐採や、大量の水等が不要であることから、持続可能な食料供給に貢献すると期待されています。

まとめ

それぞれの特性を活かして

いかがでしたか。これからますます期待が寄せられる大豆ミートも、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
植物性プロテイン、動物性プロテインそれぞれに違いがありますが、用途によって使い分けるのも良いですね。ぜひ意識してみてください。

【参考文献】
厚生労働省/e-ヘルスネット/健康用語辞典/栄養・食生活/アミノ酸
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-001.html)
閲覧日:2022年7月9日

日本植物蛋白食品協会/植物性たん白と健康
(https://www.protein.or.jp/health/)
閲覧日:2022年7月9日

農林水産省/新事業・食品産業/SDGs×食品産業/17の目標と食品産業とのつながり:目標2に対する取組
(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/goal_02.html)
閲覧日:2022年7月9日

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