【お餅でダイエット!?】お餅がダイエットに向いているワケ

「お餅は太る」というイメージを持っている方が多いのではないかと思いますが、実は必ずしもそういうわけではありません!今回は、そんなイメージを払拭すべく、お餅の特性やおすすめレシピをご紹介いたします。
15時間前
お餅を知ろう
白米と餅の違い

白米と餅の違い、それは、使用しているお米の違いです。白米はうるち米、餅はもち米からなり、でんぷんの種類であるアミロースとアミロペクチンの割合が異なります。白米には、アミロース20%、アミロペクチン80%が含まれており、もち米には、アミロペクチンが100%含まれています。
アミロースとアミロペクチンとは
うるち米に含まれるアミロースは、直線状の構造をしていますが、一方でアミロペクチンは枝分かれしている構造です。構造の違いによって、消化吸収の時間も異なります。
餅の特性を活かして満腹に?
よく噛むことがポイント
餅独自の特徴として、粘り気のあるモチモチとした食感がありますね。このモチモチとした食感は、喉に詰まらせやすい原因にもなります。喉に詰まらせないよう、しっかりと噛むことは、満腹中枢を刺激し、少ない量でも満腹感を得ることができるのです。
餅の栄養とダイエット中におすすめな食べ方
エネルギー
餅のエネルギーは、一食あたり(50g)112kcal。白米の一食あたり(160g)のエネルギーは250kcalですので、主食の白米を餅に置き換えるだけで、エネルギーを抑えることができます。
ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える際に活躍するビタミンです。餅には、糖質も多く含まれていますので、一石二鳥ですね。
ダイエット中におすすめな食べ方
ダイエット中に意識したいのが、血糖値をいかに緩やかに上昇させるかです。お餅単体で食べるのではなく、食物繊維が豊富に含まれている、野菜やきのこ類、海藻類と合わせて食べると効果的ですよ。次は、ダイエット中におすすめなお餅レシピをご紹介いたします。
ダイエット中におすすめ!お餅レシピ3選
切り餅を活用!もちもち炊き込みおこわ

余ったお餅を使ってのアレンジレシピです。もち米が無くても、うるち米に小さく切ったお餅を混ぜて炊くだけで、モチモチとした食感に仕上がります。 「切り餅を活用!もちもち炊き込みおこわ」のレシピはこちら!
ボリューム満点!焼き餅入り寄せ鍋

こちらもたっぷりの野菜を摂ることができる一品。一品で、主食・主菜・副菜を揃えることができる鍋料理は、洗い物も少なくて嬉しいですね。 「ボリューム満点!焼き餅入り寄せ鍋」のレシピはこちら!
まとめ
お餅を使って上手にダイエットを成功させよう!
いかがでしたか。お餅がダイエットに向いていないというイメージを払拭し、お餅を活かしたダイエットができるといいですね。 【参考文献】 健康長寿ネット/健康長寿とは/栄養素/ビタミンB1の働きと1日の摂取量 (https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b1.html) 閲覧日:2024年10月30日
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著者
山田 みゆき(管理栄養士)

大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。