【ダイエットにも?】秋の味覚の定番!栗の栄養と魅力に迫る

【ダイエットにも?】秋の味覚の定番!栗の栄養と魅力に迫る

秋の味覚の定番食材である「栗」。秋の楽しみの1つですよね!栗ごはん、渋皮煮、栗のスイーツも魅力的です。今回は栗の栄養とその効果について詳しく解説します!

秋の味覚の代表!

おいしい栗の選び方

栗と言えば秋の代表的な食材です。秋になると、栗を使ったスイーツやおそうざいがたくさん出てきますね。それだけではなく、スーパーでは生栗を見かける機会が多くなります。
生栗は皮にツヤがあり、しっかりと重みがあるものが良い栗と言われています。皮にしわが出ているものは古い証拠なので、選ばないようにしましょう。

栗が手に入ったらどうする?

保存袋に入れておけば、冷暗所で1週間程度は保存することができます。
水に浸けると外側のかたい鬼皮がむきやすくなるので、使う前日には浸けておくことをおすすめします。おしりの方を少しカットしてからむくと、むきやすくなります。

栗の栄養の魅力

効率よくエネルギー補給できる!

栗は主に糖質が多く含まれています。その中でもでんぷんを多く含みます。糖質は、脂質、たんぱく質とともにからだのエネルギー源になります。また栗にはビタミンB群を多く含み、これらは糖質がエネルギーに変わるときに、代謝を助ける働きがあります。つまり栗からは、効率よくエネルギーを摂取することができるのです。

コラーゲンの合成を助ける!

種実類には余り多く含まれないビタミンCが、栗には多く含まれます。ビタミンCは、たんぱく質の1種であるコラーゲンが合成されるときに、重要な働きをします。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ働きをし、強い血管、筋肉、皮膚を作ります。つまりビタミンCを摂ることは、強い皮膚を作り、風邪の予防やお肌の調子を整えることにもつながります。
ビタミンCは水溶性のビタミンなため、水に溶け出す性質があります。そのため水で洗う、茹でる、煮る、など調理の際に損失が大きいと言われています。しかし栗に含まれているビタミンCはでんぷんに守られているので、損失が少ないという特徴があります。

ダイエット中の間食にも!

栗には食物繊維が多く含まれます。食物繊維は、腸を刺激して動きを活発にします。また、便の量を増やすことで排便を促す働きがあります。このことが便秘や腸の病気の予防につながります。
また食物繊維は、糖が吸収するときに消化酵素と接しにくくするため、血糖値の上昇を緩やかにする働きもあります。血糖値が急激に上がると、そのときに脂肪が蓄積しやすくなるので、これを防ぐためにも食物繊維を摂ることは大切です。
ダイエット中の間食には、食物繊維が豊富で少し甘みがプラスされた甘栗がぴったりなのでおすすめです。

渋皮の栄養パワーがすごい!

渋皮にはポリフェノールの1種のタンニンが含まれています。タンニンには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑えます。活性酸素はからだに良い働きをしますが、多くなりすぎると動脈硬化、細胞の老化、免疫力の低下などにつながります。これらを予防するためにも、抗酸化作用のある成分を摂ることは大切です。
渋皮煮にしたり、渋皮ごと炒め物にしたりして食べると、効率よく栄養を摂ることができます。

秋に食べたい!おすすめ栗レシピ

レンジで簡単!栗蒸し羊羹

羊羹をレンジで簡単に作ることができます。栗をごろんと大きいまま加えているので、食感よく栗が味わえます。秋にぴったりのお茶のお供です。

▶「レンジで簡単!栗蒸し羊羹」レシピはこちら

まとめ

栗で秋を楽しみましょう!

栗にはいろいろな栄養効果がありましたね。秋を楽しみながらおいしく食べて、健康なからだを目指しましょう!


【参考文献】
・食材事典/廣田孝子 監修/株式会社学研プラス/2019年11月発行
・栄養素の通になる/上西一弘/女子栄養大学出版部/2018年3月発行
・色の野菜の栄養事典/吉田企世子 監修/株式会社エクスナレッジ/2017年11月発行

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
  • ・専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • ・食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • ・管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • ・「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

カテゴリ別ニュース