【おせち料理に欠かせない】くわいを食べて2023年もステキな1年にしよう!

【おせち料理に欠かせない】くわいを食べて2023年もステキな1年にしよう!

気がつけば2022年もそろそろ終わり、もういくつ寝るとお正月ですね。お正月といえばおせち料理!今回はそんなおせち料理の定番野菜の1つ「くわい」について管理栄養士が紹介します。

おせちの定番!くわいってどんな野菜?

くわいの見た目や生産地は?

中国原産の野菜で、里芋に似た球の形をしています。現在は主に中国と日本で生産されています。

おせちで使われる理由は?

丸い塊茎の部分から勢いよく芽が伸びている姿から「芽が出る=幸運なことがやってくる」と、縁起物としておせち料理に使われています。出荷時期はおせちを作る期間が中心です。

主に3種類!くわいの品種を知ろう

おせちの定番!青くわい

日本で栽培されているのは、ほとんどが青くわいです。名前の通り、皮が美しい青色です。独特のほろ苦さがあり、加熱するとホクホクした食感になります。おせちに使われているのは主に青くわいなので、皆さんがよく召し上がっているのは、青くわいの可能性が高いでしょう。

歴史あるなにわの伝統野菜!吹田くわい

大阪府の吹田で古くから栽培されているなにわの伝統野菜の1つ。なんと万葉集にも登場したといわれているほど歴史ある野菜です。青くわいよりも小ぶりなため、「ひめくわい」「まめくわい」などとも呼ばれています。肉質がきめ細かくて、えぐみが少なく甘みがあります。

中国の品種!白くわい

中国の品種で、青くわいよりも大きな楕円形です。硬めで、シャキシャキした独特の歯ざわりがあります。

くわいの栄養学

くわいに豊富な栄養素は?

くわいの主な成分は炭水化物で、たんぱく質も他の野菜と比べて多く含まれます。特にカリウムが豊富なのがうれしいポイントです。

カリウムってどんな栄養素?

カリウムは大切なミネラルの一種です。ナトリウムを排出する作用があるので、塩分のとりすぎによって起こる高血圧を予防する効果が期待できます。
一方、もしもカリウム不足になってしまうと、脱力感・食欲不振・筋無力症・精神障害・不整脈などを起こすことがあります。

くわいを自宅で使うには?

おいしいくわいを選ぶポイント

くわいを選ぶ時のポイントは芽と皮です。芽は張りがあり、きれいに伸びているものを選びましょう。皮は硬く、艶があるものを選ぶとよいでしょう。

【裏技】日持ちするくわいの保存方法

数日で使う場合は、ラップにくるんだりして乾燥を避けて冷蔵庫の野菜室に保存しておけばOKです。
長く日持ちさせたい場合は、水を入れたボールなどの容器にくわいを入れて冷暗所に保存すると長く持ちますよ!

まとめ

縁起物のくわいを食べよう

今回はくわいについて紹介しました。芽がまっすぐきれいに伸びたくわいを食べて、幸運な1年を迎えましょう!

【参考文献】
・旬の食材百科「クワイ(慈姑):旬の時期と特徴や主な産地」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kuwai.htm(閲覧日2022年6月10日)
・JAグループ 「国産国消 秋・冬の旬野菜くわい」
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=113(閲覧日2022年6月10日)
・広辞苑無料検索「芽が出る」
https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91/content/19309_1128(閲覧日2022年6月10日)
・厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html(閲覧日2022年6月10日)

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