ダイエット成功のカギは「器」にあった!
ダイエット中の人は食事の内容や回数、食べ方など、食事全般に気を遣いますよね。確かに食事に関して注意するべき箇所は色々あります。でも実はそれ以前に気を遣うとより効果的なダイエットに繋がるポイントがあるんです。なんだと思いますか?それは食事を盛る「食器」。 実は食器を見直すだけで、食事量を見直すきっかけになるんです。
2014年11月25日
見た目で騙される「満足感」!
この写真の中でどのご飯が一番量が多いと思いますか?
実は、盛ってあるご飯の量はどれも同じ量なんです。 ダイエット中に気をつけなければいけない炭水化物の摂取量。でも空腹時であればあるほど、ご飯を「少なめに盛る」のが難しいと思う人も多いはず。そんな時は「器を見直すこと」で食べ過ぎを防ぐことができますよ。 おすすめは、小さめの平たい形のご飯茶碗。そして重みのある素材でできた茶碗だと、より「たくさん入っている」感じがしておすすめです。
食器の大きさだけでなく「形・深さ」もチェック!
もう一つポイントになるのは、「形」です。 一見左のスープ皿の方が皿の形自体が大きく、視覚的に量が入るように見えます。でも実際は小さく見える右側のスープ皿の方が量が入ります。また右の皿は深さがあるので多めに盛らないと見た目も寂しくなるので、食べ過ぎてしまう傾向にあります。 ですが、一概に「スープには平たい皿がおすすめ」という訳でもありません。ダイエットに効果的な食べ方をするために皿を選ぶことも可能です。 例えばスープならば、「野菜を食べるスープ」は深いスープ皿に入れ、具だくさんの野菜をたっぷり食べることで食物繊維を取ってダイエットをより効果的にする。 対照的に乳製品を多く含んだ「ポタージュなどのこってりしたスープ」は平たいスープ皿に入れ、見た目はたっぷり満足度を高め量は少なくする、といった感じに使い分けることもできます。
「食器の組み合わせ」もポイント!
今度はこの写真をご覧下さい。 同じ4枚ずつの器ですが、やはり小さい器だけですと少し寂しく感じてしまうと思います。 しかし、大きい器ばかりを集めてしまうと食卓に入りきらない…。 そこで次にオススメしたいのは、「食器の組み合わせ」です。
"量を控えたいもの"は小さな器に!
このように組み合わせ、"量を控えたいもの"は小さな器に、"野菜のおかずなどたっぷり食べられるもの"は容量の大きい器にしっかりと盛ることで全体的なバランスや満足感を得ることができます。
きちんと盛って、量を決めて食べることを意識しましょう
また、ワンプレートに盛って食べるのも良い方法だと思います。その時に、皿の半分程度に野菜を盛ると、ご飯や主菜の食べ過ぎを防ぐことができます。 反対に、ダイエット中にお勧めできない食べ方は「大皿料理」や「調理器具や購入時のパッケージからそのまま食べること」です。元の皿が大きいため、どれだけ自分が食べているのか客観視できないためです。 その場合は、一度自分が普段使っている器に移し替えてみて下さい。そうすることで「普段より多いか少ないか」の見直しができ、自分の食べる量が把握できます。これは、お菓子やデザートにもいえます。 まずは「自分がどの位食べているか見直してみること」はダイエットのとても大切なポイントです。ぜひ、参考にしてみて下さいね。
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著者
山本 亜由美(管理栄養士)
管理栄養士。その他糖尿病療養指導士、ダイエットアドバイザー、日本ジュニア野菜ソムリエの資格を持つ。糖尿病や生活習慣病の食事相談を始め、食を通じた健康の提案、行動修正を含めた肥満の改善の指導に従事。多い時で年間1500件以上の指導を担当。 現在は米国カリフォルニア州で子育てをしながら、アメリカの食習慣や栄養学に興味を持ち、学ぶ日々。