【推し活でやせる】ライブで楽しくスリムを目指そう!
今流行りの推し活。好きなアーティストのコンサートやライブに参戦して盛り上がるのが趣味という方も多いのではないでしょうか?コンサートやライブをおこなっているアーティストたちはもちろんですが、実は見ている側もかなりのエネルギーを使っています。そこで今回は、コンサートやライブでやせるポイントについて解説します。
13時間前
コンサート・ライブのエネルギー消費量は?
メッツ(METs)を使ってエネルギー消費量を算出
メッツ(METs)は日常生活の動作や運動の強さを示す単位で、体重や時間によってどのくらいのエネルギーが消費されるかを計算式に当てはめることで算出できます。 ライブは音楽のジャンルなどによって、どのくらい身体を動かすかは異なりますが、立ってライブを楽しむと仮定して計算します。座って安静にしている状態が1メッツなのに対し、「立位(会話、電話、読書)」は1.8メッツです。 エネルギー消費量を算出する式は『運動強度(METs)×時間(時)×体重(㎏)×1.05』なので、例えば体重60kgの人が2時間立つとすると、エネルギー消費量は【1.8×2×60×1.05=226.8kcal】となり、さらにライブによっては声を出したり、手拍子をしたり、身体を揺らしたりすることもありますので、上記の計算式よりもエネルギー消費量は多くなる可能性もあります。
ライブでやせるポイント
腕を振って引き締める!
ライブ中は手を振ったり、ペンライトを振るなど腕を動かす動作をすることがあります。他の観客もいるので大きく振るのは難しいかも知れませんが、二の腕を使うようなイメージで腕を動かすと、気になる二の腕の引き締めに効果が期待できます。
ドローイングでお腹周りを鍛えよう!
ドローイングとは、お腹をへこませたまま腹式呼吸をおこなうことで、お腹のインナーマッスルを鍛える腹筋トレーニングの一種です。一般的な腹筋とは異なり立ったままでも出来ますし、大きな動きをしなくてもよいので、ライブ中でもこっそり腹筋を鍛えられます。 ドローイングは以下のような手順でおこないましょう。 (1) 足は肩幅程度に開き、背筋を伸ばす。 (2) 息を吐きながらお腹をへこませる。 (3) そのまま腹式呼吸を繰り返す。 ライブ当日に急にやろうとするのは難しいので、日常的にドローイングを実行し習慣として身につけておくことをおすすめします。 例えば、洗い物や料理をしながら、通勤中の電車の中など、さまざまなタイミングでドローイングは実行できますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
少し膝を曲げてこっそり筋トレ!
ライブ中、ほんの少し膝を曲げて立つと太ももやお尻など下半身の筋肉に負荷がかかり、筋トレ効果が期待できます。 また、軽く膝を曲げると腰への負担が減り腰痛予防にもなるので一石二鳥です。
まとめ
ライブで盛り上がりながらキレイになろう!
いかがでしたか?大好きなアーティストのライブやコンサートを楽しみながらダイエットもできたら、夢のようですよね。今回紹介したやせるためのポイントは、ライブ中はもちろん普段の生活にも生かせるので、ぜひ試してみてくださいね! 【参考文献】 生活活動のメッツ表/厚生労働省 (https://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/mets.pdf) 閲覧日:2024年8月31日
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。