【低骨密度で難聴に?】骨粗鬆症を予防するための食事のコツを伝授!

【低骨密度で難聴に?】骨粗鬆症を予防するための食事のコツを伝授!

年齢を重ねるごとに心配になることの1つは、骨の健康。女性特有の悩みの1つですよね。骨粗鬆症に関わる低骨密度と難聴のリスク、その対策について解説します!

低骨密度と難聴の関係

研究結果

米国ブリガムアンドウィメンズ病院からの研究報告によると、低骨密度の女性は難聴のリスクが高く、薬を服用しても難聴のリスクが低下しないことが示唆されたとのことです。
難聴に関する以前の研究から、難聴の人は骨粗鬆症と低骨密度の有病率が高いことも明らかにされています。ですが、聴覚喪失のリスクにどのように影響するのか、薬の服用で聴覚喪失を避けられるかもわかっていません。
骨は、破壊と新生の新陳代謝を繰り返しています。その新陳代謝に関わる経路の変化が、難聴に関与する骨の完全性に影響を与えている可能性が示唆されています。

骨粗鬆症予防のために

骨粗鬆症、難聴とは?

骨粗鬆症とは、骨の代謝バランスが崩れ、もろくなった状態です。骨の新陳代謝のバランスが崩れてしまうと、骨量が減少します。
難聴とは、音が聞こえにくい、言葉か聞こえにくい、まったく聞こえないというような症状のことを言います。

骨粗鬆症のリスクを減らそう

骨粗鬆症のリスクには、加齢、性別、人種、遺伝、早期閉経、過去の骨折などがあります。女性は、閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンが減少するため、骨量が低下し、骨粗鬆症のリスクが増えてしまいます。
これらのリスクをゼロにはできませんが、日々の生活の中でできる限りリスクを減らすことはできます。その対策として、カルシウムやビタミンDが不足しないようにすることがあります。

カルシウムとビタミンDの関係

ビタミンDは、体内でカルシウムの吸収を助け、カルシウムが骨に沈着するのを促す働きがあります。そのため、骨の健康を保つためにはカルシウムだけでなく、ビタミンDも不足しないように摂る必要があるのです。

カルシウム、ビタミンDを賢く摂る秘訣

食材を上手に使おう

カルシウム、ビタミンDを不足しないように摂るためには、多く含む食材を知っておきましょう。

カルシウムを多く含む食品

カルシウムは、野菜、海藻にも含まれます。乳製品の適量は牛乳ならコップ1杯程度です。和食にはカルシウムを多く含む乳製品などがあまり使われないこともあり、カルシウムは不足しがちな栄養素です。
汁物に、海藻、きのこ類をたっぷり入れることもおすすめです。味噌汁にすり胡麻、中華スープには干しえびなどを加えることも◎!サラダにチーズをトッピングする、間食にヨーグルトを食べるなど、乳製品を適量摂ることもよいでしょう。カルシウムが豊富な食品を上手に活用することができるとよいですよ。
カルシウムが豊富な食品を上手に活用していきましょう。

ビタミンDを多く含む食品

ビタミンDを含む食品はあまり多くはなく、魚介類、きのこ類に含まれます。ビタミンDは日光を浴びることでも作られるビタミンです。室内ワークで日光を浴びる時間が少ないなど、日光を十分に浴びることができない場合には、ビタミンDは不足しやすいのです。
主菜を肉より魚の頻度を増やすことで、カルシウム、ビタミンDの摂取量を増やすことができます。サラダにチーズやきのこ類などをトッピングすることもよいでしょう。いわしのオイルサーディンの缶詰など、手軽なものを利用することもおすすめです。

毎日の選択が未来につながる

不足しがちな栄養素をきちんと摂ろう

私たちの身体は、日々食べたものの積み重ねで作られます。将来の健康を見据え、カルシウムやビタミンDが豊富な食材を、日々意識して食べることができるとよいですね。
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・LINK de DIET/骨粗鬆症と低骨密度の女性は難聴のリスクが高まる?
(https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=75142&-lay=lay&-Find.html) 閲覧日: 2021年6月17日
・厚生労働省/e-ヘルスネット 情報提供/難聴 (なんちょう)
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/sensory-organ/ys-02.html) 閲覧日:2021年6月17日

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