【軟らかくて甘~い!】今が旬の春キャベツを楽しもう

【軟らかくて甘~い!】今が旬の春キャベツを楽しもう

ロールキャベツなどの主菜から、付け合わせの千切りキャベツまで、色々な場面で活躍するキャベツ。中でも、今が旬の「春キャベツ」は、軟らかく甘みが強いのが特徴です。今回は、春キャベツの栄養と、おすすめの食べ方をお伝えいたします。

2024年04月01日

春キャベツを知ろう!

春キャベツの歴史

キャベツの原産地は、地中海沿岸からアジアの一帯で、紀元前2500~2000年頃には栽培されていたそうです。日本に伝わったのは江戸時代中期で、丸くない観賞用の葉キャベツであったと言われています。明治時代に今の形のキャベツが伝来し、北海道などの冷涼地で春まき栽培、その後、暖地で秋まき春どり栽培が行われるようになりました。

春キャベツの特徴

春キャベツは、普通のキャベツよりも、巻きが弱く、葉が軟らかいのが特徴です。また、甘みも強いため、生食におすすめです。

春キャベツの栄養

ビタミンU

ビタミンUは、キャベツから発見されたビタミン様物質で、キャベジンとも呼ばれています。胃の働きや胃の粘膜を正常に保つことで、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの予防・改善の効果が期待できます。水に溶けやすい性質があるので、サラダなど生食で摂ることが望ましいとされています。

ビタミンC

コラーゲンの合成に必要な栄養素で、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどに対する抵抗力を強める効果が期待できます。

酵素

糖質の消化酵素であるジアスターゼや、たんぱく質の消化酵素であるペプシン、トリプシンなどの酵素も含まれますので、消化を効率よく行うことにつながります。

おいしい春キャベツと保存方法

春キャベツの選び方

春キャベツは、ふんわり巻いて、軽いものが○。カット売りのものは、切り口がみずみずしいものを選びましょう。

保存方法

丸ごと保存する場合は、ビニール袋に入れて、カットしたものは、ラップに包んで冷蔵庫へ。芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰めて保存すると、そのまま保存するより長持ちします。

まとめ

旬の春キャベツを楽しもう

いかがでしょうか。春キャベツは、甘みが強いため、千切りにしてサラダにすると、ドレッシングをかけなくてもおいしくいただくことができますよ。ドレッシングの種類によっては、油を多く使用しているものもありますので、カロリーカットにもつながります。 【参考文献】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/ 閲覧日:2023年11月6日 健康長寿ネット/健康長寿とは/栄養素/ビタミンCの働きと1日の摂取量 (https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html) 閲覧日:2023年11月6日

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著者

山田 みゆき(管理栄養士)

大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。


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