夏野菜活用術

夏野菜活用術

夏野菜をよく知ってダイエットの味方に!旬の野菜を活用して、これから夏に向けてヘルシーにダイエットしていきましょう。

2014年07月02日

夏野菜活用術

旬の野菜がなぜいいの?

旬の野菜をたっぷりと摂ることは、とても大切なことです。今は栽培技術が進歩して、年間を通して同じ野菜を手に入れることもできますが、旬の野菜にはビタミンが豊富に含まれており、栄養もたっぷり。季節に合った旬の野菜を摂ることが、効率よく栄養を摂るコツです。しかし、野菜の旬がよくわからないという場合には、店頭で安く売られるようになってきているものを見て、旬を感じてみるといいでしょう。さて、旬の夏野菜にはどんなものがあるのでしょうか?

夏野菜をよく知ってダイエットの味方に

真っ赤なトマトに、青々としたきゅうり、苦味の効いたゴーヤ、粘りのあるオクラ、みずみずしいナスなど、沢山の野菜が夏に旬を迎えます。夏野菜は、そのまま生で食べることができる野菜が多いのも特徴です。暑い日にこそ、さっぱりとしたサラダをたっぷり食べて、夏バテを防止したいですね。サラダにバリエーションをつけるなら、角切りにした絹豆腐、千切りにした青じそやみょうがなどをトッピングした和風サラダもおすすめです。豆腐の代わりに豚しゃぶを乗せれば、豪華なおかずにもなりますね。冷やしうどんや、冷やし中華などの麺類を食べる時にも、サラダ仕立てがおすすめ!千切りにしたきゅうりや茹でたもやしなど、好みの野菜をたっぷりと添えれば、麺が少なめでも食べごたえのある1品になりますよ。

実はカロリーが高い夏野菜が…!

夏野菜の中で、カロリーが意外と高いものがあります。それは、とうもろこしです。1本分で276kcalあり、ごはん1膳分に相当するカロリーの高さです。食べる時には半本以内にすることなどで、カロリーに注意することが大事です。それ以外の野菜はトマト中玉1個で29kcal、きゅうり1本で11kcal、ゴーヤ1/2本で17kcal、オクラ1本で3kcal、なす1個で18kcal、みょうが1個で1kcalとどれも低カロリーなものばかりです。ちなみに、夏が旬のスイカも1/8個で111kcalと間食にするには問題のない範囲です。生き生きとした旬の夏野菜を活用していき、ヘルシーにダイエットしていきましょう。

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著者

唐木 沙恵(管理栄養士・フードスペシャリスト)

丸の内のレストラン総料理長から料理を学び、レストランのようなおしゃれな美味しさを追求。料理教室「管理栄養士のおしゃれな食卓」を主催し、作りやすく、おもてなしになる料理やパン、ケーキなどを紹介している。趣味はガーデニングと野菜栽培で、教室に訪れる生徒さんには50種類以上のバラが咲くガーデンも楽しんでもらっている。


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