日本の伝統「甘酒」で日本の夏を乗り切ろう♪
江戸時代に夏バテの特効薬として甘酒が人気だったとか。昔から「飲む点滴」最近では「飲む美容液」とも言われる甘酒。夏バテ防止に、また美容やダイエットに効く飲み方を辛口管理栄養士が提案します。
2015年07月24日
麹甘酒パワーのメカニズムと効能
麹甘酒の魅力は
・原料はお米と米麹（麹菌の付いたお米）とお水だけ。添加物ゼロ。 ・麹がお米を食べている過程が発酵。この発酵中にビタミンB1や酵素を生み出します。 ・生み出される酵素は１００種類以上 酵素は体の中で栄養素を吸収するためのハサミの役割をしています。甘酒で大活躍している二つの酵素はでんぷん分解酵素とタンパク質分解酵素。でんぷん分解酵素はお米のでんぷんをブドウ糖に、たんぱく質分解酵素はお米のたんぱく質をアミノ酸に分解してカラダと脳へ迅速に送ります。 だから夏バテ防止の飲む点滴。そして天然無添加の健脳食といわれているのです。デンプンやタンパク質が小さな分子のブドウ糖やアミノ酸になることで甘味とうまみも加わります。夏向け甘酒は麹で作るのがおすすめ！！！
麹甘酒を作ってみましょう！
夏ドリンクのアレンジ
管理栄養士が作る「夏元気ドリンク」がこれだ！
１０穀＆玄米甘酒・ヨーグルト割り
白米よりビタミンB群やミネラルが多い玄米で１０穀＆玄米甘酒つくってみました。雑穀も加えて歯ごたえ、食感のおもしろさをプラス！ そしてもう一つは、ヨーグルト割り。ストレートでもロックでも、ダブルでも甘酒ならお子様もダイエッターもOK！ダブル発酵食品パワーもおすすめ。ラッシーのようなすっきりしたお味。 日本の伝統ドリンク「甘酒」で暑い夏を乗り切りましょう！
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で１０年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。
