【昔の人は食べてた?】ダイエットにも効く「節分そば」の由来

【昔の人は食べてた?】ダイエットにも効く「節分そば」の由来

節分といえば、恵方巻きを食べたり、豆まきをすることがメジャーになっていますね!「節分そば」も実はあるようなのですが、馴染みのない地域がほとんどのようです。そこで、気になる「節分そば」の由来や、栄養素について、管理栄養士がお伝えします。

節分の由来

2月3日は節分ですね!節分には「季節を分ける」という意味があります。本来、節分は立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを言います。旧暦では立春の頃が一年の始めとされていて、特に尊ばれていました。このことから節分といえば、立春のみを指すようになったそうです。

なぜ節分にそば?

昔から親しまれていた

立春を新年とすると節分は大晦日にあたることから、江戸時代の後期頃には大晦日ではなく、節分に食べるそばを「年越しそば」と呼んでいたそうです。

今では12月31日の大晦日に食べるそばのことを「年越しそば」と言いますが、こう呼ばれたのは近年になってからのことのようですね。今でも「節分そば」の風習が残っている地域もあるみたいですよ。

そばを食べる意味

そばが日本人に好まれる理由は

・そばのように人生を「細く長く生きたい」
・やせた土地でもたくましく育つそばのように「逆境に強く生きたい」
・そばは麺類の中でも切れやすいため「厄を切り捨てたい」

という長寿や縁起、ゲン担ぎの意味も込められているからだそうです。

節分そばは恵方巻きのような食べ方の指定も特になく、具材はご家庭の好みの味でいいんだそう。

そばの嬉しい栄養素とは?

そばの主成分は炭水化物ですが、主食のご飯やパンなどに比べると低エネルギーな食材と言われています。良質なたんぱく質も含まれているようです。

糖質の代謝を促すビタミンB1、皮膚や粘膜を健康にしたり脂質の代謝を促すビタミンB2などのミネラルも豊富含まれています。食物繊維も豊富なので、便秘解消にも効果的で、ダイエットには向いている食材と言えるでしょう。

そば特有の栄養素である「ルチン」はビタミン様物質でポリフェノールの一種です。強い抗酸化力を持つので、アンチエイジングが期待されています。血管を強くする働きがあると言われているので、血圧を下げる効果があるため生活習慣病の予防効果も期待できる成分です。

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おすすめの食べ方

乾麺よりも生麺の方が栄養素をしっかり摂ることができます。そば湯にはルチンがたっぷり含まれているので、生麺のそば湯は捨てずに飲む方がおすすめです。そば湯はつゆに入れたり、残ったそばつゆに入れて飲んだり、薬味を入れて飲んだりしてもいいですね。

節分そばとして使われることが多い具材は、長ネギ、しいたけ、豚肉、かまぼこ、菜の花のようです。具材やおかずなどで、たんぱく質のものと組み合わせるとより良いですね。肉や魚介類、卵や大豆製品などを一緒に食べると、そばだけでは足りないたんぱく質を補うことができるのではないでしょうか。

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まとめ

いかかでしたか?節分ではあまりメジャーではない節分そばですが、そばは低カロリーで低GI値の食品であり、そば特有の成分のルチンも含まれています。今年はぜひ、節分そばを試してみてはいかがでしょうか。

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