【炭水化物抜きが失敗の原因?!】成功するダイエット、挫折するダイエットって?!

【炭水化物抜きが失敗の原因?!】成功するダイエット、挫折するダイエットって?!

生まれては消えるダイエット手法。様々なダイエットに挑戦したもののなかなか結果を出すことができない・・・と悩んでいる方も多いはず。失敗するダイエットには、必ずなんらかの理由があります。本記事では、炭水化物抜きダイエットを含めて、失敗するダイエット…カラダによくない、長続きしないダイエットについて、管理栄養士の知識に基づき、その理由・対処法を解説致します。

ダイエットの歴史

「キレイなカラダを保ちたい」という欲求は、人類の歴史とともにありました。
しかし、今日的な意味での「ダイエット」とよばれる食事と生活の習慣が、より多くの人々に意識されるようになったのは意外に新しく、20世紀に入ってからのことです。

安定した量の作物を供給するだけの農業技術などが足りていなかったそれ以前の時代では、「食べたくても食べられない」といった、栄養不足のほうが深刻な問題でした。

食べ過ぎで太ってしまい、それに悩んでいる人は20世紀以前にも一定数はいましたが、そのような人は王様や貴族などの一部くらいだったので、ダイエットのニーズ自体はあっても深刻に考えられることは少なかったのです。

ところが、「科学の時代」ともよばれる20世紀の到来と共に技術は進化し、地球上の多くの地域では食物の供給量も増え、人々の健康面も改善されていきました。

一方で、普通に食べて普通に生活しているつもりなのに、食欲が抑えられず、結果としてひどく太ってしまうなどの悩みは多くなっていきました。

一度は試したことアリ?!皆が惹きつけられる「ダイエット手法」

20世紀半ばくらいには、現在でも人気の様々なダイエット方法の多くはすでに確立されていたといわれます。

○○だけダイエット

特定の食べ物しか口にしない種類のダイエットの歴史も長いです。

現代日本でもテレビ番組などで紹介され、一気に有名になりまた廃れていくという流れを繰り返しています。

「○○だけ」を食べていれば効果が出るという主張が簡単で、実行しやすく思うのかもしれません。しかし、りんごだけ、肉だけ、ツナ缶だけ…実に様々な「○○だけ」ダイエットが芸能人の「成功談」とともに世の中には流通していますが、同じ食品ばかりを長期間食べ続けることは難しく挫折する人も多く存在します。

また、多くの「○○だけ」ダイエットでは栄養素の偏りが生じ、食べているのにカラダの中は栄養素不足という状態に陥り、筋肉が痩せ、代謝が落ち、逆にやせにくく、太りやすい体質になってしまうケースが増えました。

○○抜きダイエット

肉抜き、油抜き…様々な「○○抜き」のダイエットも、「○○だけダイエット」に匹敵するほど人気のダイエット手法です。

たとえば肉抜きダイエットは、太りやすいと思いがちな肉類を除くことでヘルシーな食事になるイメージがあります。しかし、肉を食べなければたんぱく質だけでなく、肉に多く含まれているビタミンB群なども不足しやすくなります。そのため、カラダに必要な栄養素が不足し代謝が落ちて、痩せにくくなってしまいます。

その他には、「油抜き」なども一定の期間でブームを繰り返しているダイエット法です。

ダイエットの結果を出したいために、油分を大幅にカットすると、体内の油分が不足し肌がガサガサ髪もパサパサに、さらには便秘になってしまうなど、見た目やカラダの不調も起こしやすくなります。

また、一見悪者に見える油も、私たちのカラダの体温の維持を行う作用があります。さらには脂溶性のビタミンを効率よく吸収するためにも油が必要不可欠です。

しかし、油は大さじ1杯で約110kcalとカロリーもやや高いこともあり、「油を摂らなければやせる」といったイメージが定着しているのも事実です。
もちろん油を摂り過ぎると肥満の原因にもなりますが、油に限らず炭水化物もたんぱく質も摂りすぎは肥満の原因となるため、適量を心がけることが大切なのです。

炭水化物を抜いたのに…やせない!

「炭水化物抜きダイエット」は挫折のはじまり?!

日々の食事から炭水化物を完全に抜いてしまう方法は、短期間で体重の変化を感じやすいのが特徴です。

知ってた?!炭水化物の特徴

ご存じの方も多いかもしれませんが、炭水化物は、3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)のひとつです。

炭水化物に含まれている「糖」は、人間のカラダや脳の貴重なエネルギー源となります。

ダイエットを頑張りすぎ炭水化物が不足している場合は、カラダがエネルギー不足となり疲労感や集中力の低下を感じやすくなり、また便の材料が少なくなることにも繋がるため便秘などの症状を感じやすくなります。
しかし、炭水化物抜きダイエットに挫折してしまう人もたくさんいます。

炭水化物抜きダイエットで得られる効果は、体内の脂肪が消費されているわけではありません。一時的に口にしている食べ物の量が減っているため、体重の変化が感じやすいのです。

極端に炭水化物を減らしすぎる食事は、かえってエネルギー不足にもなり、そのエネルギーを補うためにカラダの筋肉が分解されはじめます。

その結果、体重の数値が変化していたとしても一時的な食事量の減少であったり、筋肉が燃えることで筋肉量が減り代謝が悪くなり、実は体内の脂肪が燃焼されたわけではなく筋肉しか減っていなかったという場合もあります。

また、炭水化物を極端に抜くことによって糖が不足すると、脳は慢性的なストレス状態に陥ります。このため、常にイライラしたり理由もないのに不安を感じるなど不快な日々が多くなります。

最終的には、ストレスに耐えきれなくなり炭水化物を含む様々な食べ物をどか食いしてしまいリバウンドをしてしまうこともあります。

極端に食事を減らすのではなく、適量を知ることが大切!

ダイエットを目的とした場合には、炭水化物は摂らないのではなく適量を知って調節することが大切です。白米であれば握りこぶし1つ分(約120g)を目安にしてみましょう。

食パンであれば6枚切り約1.5枚、うどんであれば約230gが適量とされています。

ダイエット中であっても自分の適正量をしっかり守ることができれば、ダイエット中でも炭水化物を食べながらやせることが可能になります。

目標体重からの逆算

ところで、皆さんは体脂肪を1kg減らすためにはどのくらいのエネルギーの消費が必要になるかご存知でしょうか。

1kgの体脂肪を減らすためには7200kcalのエネルギーの消費が必要と言われています。

1か月で脂肪を1kg減らすためには、1ヶ月を30日として、7200kcalを30で除算(割り算)すると1日あたり240kcalのエネルギーの消費が必要ということになります。
つまり、1ヵ月で1kgの体脂肪を落とすためには1日で240kcalのエネルギーの消費をするか、もしくは240Kcal分のカロリー摂取を調整する必要があることを意味します。

偏らない食事のバランスなども大切ですが、脂肪を1kg減らすためのメカニズムもあわせて知っておくとダイエット成功への近道になります。

「抜く」のではなく「食べる」!

適切な食事量と栄養バランスが最重要!

三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)とビタミン、ミネラル類は、人間が健康的に美しく生活するために過不足なく摂取することが大切です。

脂質や炭水化物などといった特定の食材や栄養素を敵視し、極端に排除するといった方法はダイエット失敗の原因にもなります。

また、食材に含まれるビタミン・ミネラル類も食べたものを効率よくエネルギーにするための大切な栄養素です。過不足なく主食・主菜・副菜・汁物を取り入れながら栄養バランスを意識してみましょう。

ダイエット専用のパンなら、炭水化物も怖くない!

お伝えした通り、特定の食材・栄養素を極端に抜くダイエットはカラダにとって良いものではありません。
太りやすいとされている炭水化物を含む食材、例えば「パン」でも、食べる量が適量であればダイエットの敵にはならないのです。
とはいえ、「適量」の判断はなかなか難しいもの。そこで、ダイエット用のパン「スタイルブレッド」が強い味方になります。

スタイルブレッドは、様々な味のパンとスープがセットとなっている商品です。すべてが厳選された、栄養豊富な天然素材で作られています。
普段の食事の主食をこのスタイルブレッド2個とスープ1杯に置き換えることによって、穀物に含まれる食物繊維が乱れがちなカラダ環境を改善してくれる効果が期待できます。
小さくても腹保ちが非常に良いため、ダイエット中でも満足感が高い商品です。ダイエット中は「パンを食べたら太る」と思いがちですが、適量を守れば我慢せずにおいしくダイエットを成功させることができます。ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

編集部おすすめ!ダイエット中にも食べてもOKなパン!

パンのある正しい食生活

ダイエットを成功させるには正しい栄養バランスを取ること。

「スタイルブレッド」は、美と健康を考えた最強の食事パッケージで、パン2個とスープ1袋で201Kcal~。おいしく簡単に、そして飽きないから続けることができます♪
2017年6月30日まで、お試しセットが56%OFFの1980円!
スタイルブレッド

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
  • ・専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • ・食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • ・管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • ・「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

カテゴリ別ニュース