「食べすぎた!」翌日でも大丈夫な調整テクニックを管理栄養士が解説!
「食べすぎた!あ~せっかくダイエットしていたのに。もうだめ~」なんてあきらめるのはまだ早い!翌日に調整すれば大丈夫。調整は難しいことではありません。意識すれば「食べ過ぎ」を帳消しできます。その意識のポイントをお教えします。
2018年01月28日
食べ過ぎで体脂肪が増えるメカニズムは?
体脂肪を1kg増やすには約7,000kcal必要です。 ですから「食べすぎた」からといってすぐに1kg~2kg体脂肪が増えることはありません。 しかし!例えば毎日200kcalずつ余分に食べていたら‥。35日で7,000kcal余分に食べていることになる。すると体脂肪が35日で1kg増える計算になります。 一度の食べ過ぎ!よりも日々の蓄積が体脂肪を増やす原因です。 でも一度の食べ過ぎも油断できません。2日、3日続くと体脂肪の蓄積につながるから。だからこそ食べ過ぎたら翌日の調整が大切なのです。
翌日に調整するときの3つのテクニック
1.翌日にお腹がもたれている時には無理に食べない。
朝食抜きは太ると聞いているから、昨晩食べ過ぎてお腹がもたれているけれど食べなきゃ。と無理に食べることはありません。自分の体の声を聞いて、もたれているようなときには無理に食べない。脳で考えるのではなく、お腹に聞いてみることにしましょう。
2.やっぱり朝からしっかり食べたい方には、野菜スープやお粥がおすすめ
あたたかいものをゆっくり食べることで満腹感が得やすくなります。ごはんではなくお粥にすることで1杯のごはんとお粥を比べるとお粥はご飯の1/3のカロリーになります。
3.いつもより早起きをして20分ウォーキング。
食べ過ぎると、血液の血糖値や中性脂肪値も高くなっています。これらの値を下げるためには運動をすること。翌朝運動できれば理想的です。 早起きをして20分、速歩のウォーキングがおすすめです。20分で約2,000歩、1日の歩数を増やすことができます。
自分ルールを作るのも有効
食べ過ぎた翌日には、カラダに良くないとわかっているけれどやめられない。ということを1日だけやめてみる。そんなルールを作ってみてはいかがでしょう。 例えば、 ・清涼飲料水をやめる ・コーヒーのお砂糖をやめる ・ご飯は半分に減らす ・間食をしないなどなど。 ずっとやめようと思うとできないことでも、1日だけなら比較的簡単にやめられる。 これならしばらく、やめられるかも。と思えるようになればlucky!
翌日に調整する時のまとめ
食べ過ぎた翌日の調整は、普段の生活の反省点を見つめることにもつながります。 たまの食べ過ぎなら、逆にカラダに良い習慣が身に着くチャンスかもしれません。 ただしたまになら。食べ過ぎの頻度は…高くならないようにご注意を!
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。