【茨城県のご当地食材】秋が旬の「飯沼くり」をご紹介!

【茨城県のご当地食材】秋が旬の「飯沼くり」をご紹介!

茨城県のご当地食材である「飯沼くり」。飯沼くりは、ほくほくとした食感と甘み、そして丸みのある大きな実が特徴です。そこで今回は、飯沼くりの基礎知識や栄養についてお伝えします。

飯沼くりの基礎知識

飯沼くりの特徴

茨城県では、1933年ごろから開墾地にくりが植えられるようになり、1963年ごろからはくり園の造成が盛んにおこなわれていました。
そして、くりの品質の向上や収益性の改善を目指し、1968年に生産販売組合が設立され、高品質な飯沼くりの市場への出荷が開始されるようになりました。
飯沼くりの特徴といえば、その形です。一般的なくりは、通常1つのイガに3個の実が入っていますが、「1毬1果」を目指す栽培技術によって、大きく丸みがあり、形のよい実が入っています。
また、生産販売組合が独自開発した洗果機による全果洗浄や、徹底した選別をおこなうことで、形状や色つやなどが優れたくりとなっています。
見た目だけでなく、味にもこだわりがあります。長年にわたる冷温貯蔵に取り組んだ結果、品質を落とすことなく糖含有量を増加させることに成功しました。甘みの強い「貯蔵栗」として、大手百貨店や高級料理店、高級果実店などで「くりの最高級品」として取り扱いがされています。国内の他産地のくりの平均価格の、約2倍の値段で取引されていることからも、魅力的なくりだということがわかります。

飯沼くりの産地

飯沼くりは、茨城県中央の東茨城郡茨城町にて生産されています。標高約30mの台地で、火山灰性土壌に覆われており、保水性・通気性・排水性に優れています。また、年平均気温は13.6℃、年間降水量は1,354mmという安定した気候となっており、くりの栽培に適した環境となっています。

飯沼くりに含まれる栄養素とは?

カリウムでむくみすっきり!

くりにはミネラルの一種であるカリウムが多く含まれています。カリウムには、細胞内液の浸透圧の調整や筋肉の収縮、体液のpHバランスを保つといった働きがあります。さらに、体内の余分なナトリウムの排出を促す働きもあるので、むくみや高血圧の予防にも役立ちます。

ビタミンCで美肌をめざす!

くりに豊富に含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成に必要な栄養素です。コラーゲンは皮膚を構成する成分で、お肌のハリや潤いを保つ効果が期待できます。夏の間の強い紫外線によって、肌はダメージを受けています。ビタミンCをしっかりと摂ってケアしましょう。

くりを使ったおすすめレシピ

ほっくり栗の秋リゾット

くりを使った秋らしいリゾットです。コンソメだけのシンプルな味付けで、くりの食感と優しい甘みを楽しみましょう。
▶「ほっくり栗の秋リゾット」のレシピはこちら

豚肉と栗のトマト煮込み

栗の甘みと食感がアクセントになったトマト煮込みです。脂肪分の少ない豚ヒレ肉を使うことで、カロリーを抑えつつたんぱく質を補えます。
▶「豚肉と栗のトマト煮込み」のレシピはこちら

まとめ

秋の味覚「飯沼くり」を味わってみましょう!

いかがでしたか?飯沼くりは生産者の努力によって生まれた、味も見た目も素晴らしいご当地食材です。機会があればぜひ味わってみてくださいね。
 
出典:飯沼栗とは 下飯沼生産販売組合 アクセス日:2021年10月1日
(http://www.iinumakuri.com/about-iinumakuri/)
e-ヘルスネット カリウム 厚生労働省 アクセス日:2021年10月1日
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html)
e-ヘルスネット 厚生労働省 コラーゲン アクセス日:2021年10月1日
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html)

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