マイバッグやマイボトル、マイ箸など、繰り返し使えるものを持参しようという取り組みが広がる中、最近新たに注目を集めているのが「マイストロー」です。使い捨てのストローではなく、マイストローを使うことで、近年よく目にする「SDGs」にも貢献できますよ。今回は、そんなマイストローとSDGsについて、詳しく解説します。
マイストローでSDGsに貢献！
SDGsとは？
近年ニュースなどでよく見かける「SDGs」という言葉。どのような取り組みか、ご存知ですか？
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択されました。
先進国を含めてすべての国が行動することが求められており、社会・経済・環境の問題に総合的に取り組み、2030年までに持続可能でより良い社会を実現することを目指しています。
マイストローでSDGsの目標達成への第一歩！
SDGsは、大きな17のゴールと、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。これらの目標達成のためには、私たち一人ひとりの取り組みが欠かせません。
誰もが簡単にできるSDGsの取り組みとしておすすめなのが、繰り返し使えるエコグッズです。
私たちの身の回りのものにはプラスチックが数多く使われていますが、近年、プラスチックごみによる海洋汚染が大きな問題として取り上げられるようになりました。
そこで始まったのが、マイバッグやマイボトル、マイ箸などのできるグッズの普及です。使い捨てるのではなく、繰り返し使うことでごみの削減につながります。そして最近新たに注目されているのが、繰り返し使える「マイストロー」です。
プラスチック製品の使い捨てをやめ、繰り返し使えるものを選ぶことで、SDGsの17個のゴールのうち、「12：つくる責任、つかう責任」そして「14：海の豊かさを守ろう」の達成への第一歩となりますよ。
実践！マイストローを使ってみよう
マイストローを使うメリットとは？
カフェやレストランで提供される飲み物についている使い捨てのプラスチックストロー。一つ一つは小さくても、多くの人が使い捨てることで多量のごみとなってしまいます。
その問題を解決してくれるのが、持ち歩き可能なマイストローです。1回で使い捨てるのではなく、繰り返し使えるため、ごみの削減につながることが期待されています。
見た目もおしゃれなものが多く、選ぶ楽しさもマイストローの魅力です。
マイストローにはどのようなものがあるの？
現在販売されているマイストローには、アルミ、チタン、ステンレス、シリコン、ガラスなど、さまざまな素材のものがあります。
見た目や強度、お手入れの方法、そして値段など、自分に合ったものを見つけられるとよいですね。
マイストローを使う場合の注意点
衛生面に気をつけて！
マイストローを使う際に注意したいのが、衛生面です。
持ち歩く際にはケースなどに入れて、汚れがつかないように注意しましょう。
また、マイストローは使うたびに洗う必要があります。ストローの内側は、専用の細いブラシで丁寧に洗い、しっかりと乾かすことが大切です。
ストローによっては、縦に切れ目が入っていて内側が洗いやすくなっているものや、煮沸消毒が可能なものもあります。
常に清潔に保ち、衛生的に使うことができるよう配慮しましょう。
まとめ
お気に入りのマイストローでSDGsに取り組もう！
いかがでしたか？今回は、SDGsの取り組みと、マイストローについて詳しくご紹介しました。
SDGsについて、聞いたことはあったけれど何だか難しそう…と感じていた方も多いのではないでしょうか。しかし、私たち一人ひとりの取り組みが、目標達成という大きなゴールへとつながっていきます。
今回ご紹介したマイストローは、私たちができる取り組みの第一歩です。興味を持たれた方はぜひ、お気に入りのマイストローをゲットして使ってみてくださいね。
【参考文献】
・外務省/SDGsとは？ ｜ JAPAN SDGs Action Platform ｜ 外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
(アクセス日：2022年5月1日)
・外務省/持続可能な開発目標 （SDGs）と日本の取組
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/SDGs_pamphlet.pdf
(アクセス日：2022年5月1日)
・ユニセフ/SDGs17の目標 | SDGsクラブ
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/
(アクセス日：2022年5月1日)
・Eco Ring/使い捨てにNO！アルミストローを持ち歩こう
https://www.eco-ring.com/column/eco/reuse/20190930-4
(アクセス日：2022年5月1日)
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