【すぐチェック!今日は何歩歩いた?】実は簡単◎日常生活で歩数を増やす秘策
今日は何歩歩きましたか?歩数は、私たちの身体活動を把握するための便利な方法です。数字でわかると、多い日や少ない日がわかり、解決方法もわかりやすくなるのが大きなメリットです。コツをつかめば、歩数は日常生活で簡単にアップすることができます。今回は、手軽に歩数を増やすためのポイントをお伝えします。
2024年09月23日
1日どのくらい歩いている?
まずは今の歩数を把握
自分の歩数を確認して、活動状況を分析してみましょう。平日・休日に差があるかないか、同年代や同業者と比べると多いのか少ないのかなどを自分の状況を確かめてみてください。スマートフォンやスマートウォッチ、シンプルな歩数計など自分のライフスタイルに合った方法で確認するのがベストです。
健康の維持増進のための目安
厚生労働省が推奨する「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」では、成人では1日8,000歩、高齢者では1日6,000歩に相当する身体活動を行うことを推奨しています。個人のレベルに合わせて強度や種類を調整して、できるものから取り組み今よりも多く身体を動かすことがポイントです。
座っている時間を少なく
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」では、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することをすすめています。つまり、こまめに動いて歩数を増やすことが大切です。
歩数を増やす方法~室内編~
階段
自宅や職場に階段があれば、積極的に使用するようにしてみましょう。1フロア、2フロアでもエレベーターのボタンを押してしまう方は、今日から階段を積極的に選んで地道に歩数を増やしてみませんか?
こまめに動く
作業工程を効率化するために、なるべくまとめて席を立つなど座りっぱなしになっていませんか?こまめに飲物を注ぎに行く、職場のトイレは上下の階に移動して利用するなど、こまめに歩数が増やせるポイントがあります。
スマート家電は程よく活用
掃除や電気の調整など、自動でお手伝いしてくれえるスマート家電が便利な世の中です。しかし、歩数などの活動量を増やしたい時は健康のためにスイッチはオフ!家事時間も効率よく活用しながら歩数アップを意識してみてください。
歩数を増やす方法~外出編~
近所は徒歩で
近くのコンビニやスーパー、銀行など、つい車や自転車で移動しがちです。 しかし、ストップ!「ちょっとそこまで」は積極的に徒歩で移動して、歩数を増やしてみてください。
駐車場(駐輪場)はどこへ?
出入りしやすい場所に停めてしまいがちですが、遠くに停めれば駐車スペースも空いていて歩く距離も長くなります。
通勤を活用
日々の通勤・通学を活用する作戦もあります。例えば、電車通勤の場合、行きまたは帰りだけでも1駅歩くなど、時間を有効活用できると歩数を増やしやすいです。
ランチタイムを活用
外へランチに出かける時は少し遠くへ行ってみましょう。持参した昼食を室内で食べた後は、建物の周りを歩くなど休憩時間を上手に活用するのも歩数アップのポイントです。
歩数を増やす方法~楽しみを増やす編~
買い物
ネットショッピングも便利ですが、実物を品定めしに現地に出かけましょう!ショッピングで楽しみながら数時間お店を回るだけでも、1日5,000歩アップも夢ではありません。
家族との時間を活用する
子どもと公園に出かける、両親と散歩に出かける、犬の散歩に行くなど、家族を巻き込んで歩数アップを目指す方法もおすすめです。歩数アップだけでなく、家族とのコミュニケーションがとれるとより一層ポジティブに取り組めます。
まとめ
地道に増やそう
いかがでしたか。一気に歩数を増やそうとすると、ケガにつながることもあります。実現可能な目標歩数を決めて、みなさん個人のレベルに合わせて実践してみてくださいね。 【参考資料】 厚生労働省:健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023. 令和6年1月 健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会
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著者
丸山 まいみ(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)
家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。