ビタミンCで体の内側からストレスケアを!

ビタミンCで体の内側からストレスケアを!

ストレスを感じると、 ビタミンCが消耗されてしまいます。上手に摂りいれて、体の内側からもストレスケアをしていきましょう!

2014年04月11日

ビタミンCで体の内側からストレスケアを!

ストレスはビタミンCを消耗させます

この時期は、職場や学校など環境の変化が大きいですね。知らず知らずのうちにストレスがたまってしまうことも多いのではないでしょうか。 ストレスがたまると、肌荒れやだるさ、風邪を引きやすくなるといったプチ不調がでやすくなります。これは、ストレスを感じると、 肌の健康を保ったり風邪を予防したりする働きのあるビタミンCが消耗されてしまうからなのです。ビタミンCを上手に摂ることで、体の内側からもストレスケアができます。また、ビタミンCは喫煙でも消耗しますので、タバコを吸う方もぜひ気を付けてみてください。

ビタミンCには多くの働きがあります

たいていの動物は体内でビタミンCを合成できるのですが、私たち人間は体内での合成ができないので、食べ物から摂らなければなりません。ビタミンCは、ストレスを感じると分泌される副腎皮質ホルモンを生成するときに消費されます。また、肌の健康を保ったり風邪を予防したりといった働きの他にも、抗動脈硬化作用や、鉄の吸収率を上げ貧血を予防するなど多くの働きがあります。ビタミンCは、柑橘類やキウイ、イチゴなどの果物や、ブロッコリーや赤ピーマン、ゴーヤなどの野菜類、じゃがいもやさつまいもなどのいも類に多く含まれてます。

1日100㎎以上を目標にこまめに摂りましょう

ビタミンCは「熱に弱い」「水溶性」という特徴があるので、加熱時間や水にさらす時間を短めにして、ビタミンCが壊れたり流れ出てしまわないようにしましょう。ブロッコリーやゴーヤ、芋類などのビタミンCは、熱に強いので加熱調理も安心です。ビタミンCは1日に100㎎以上摂るよう勧められていますが、比較的短時間で排泄されてしまうので、こまめに毎食摂ることがおすすめです。例えば、朝にいよかん1個、昼にトマトとブロッコリーのサラダ、夜に肉じゃがを食べると、約100㎎のビタミンCが摂れます。

副作用は少ないけれど、摂りすぎには注意して!

ビタミンCは副作用が少ないビタミンですが、大量に摂りすぎるとお腹がゆるくなるといった症状がでる場合もあります。また摂りすぎると、約90%あった体への吸収率が約50%に下がってしまい、せっかく摂っても使われずに排泄されてしまうことにもなりかねません。自分の体調を見ながら調節して、摂りすぎないようにしましょう。サプリメントや飲料や飴などビタミンCが強化されているものも多く販売されています。どうしても食品でとりきれないときは活用してみるのもよいかもしれませんが、サプリメントなどでの摂取は1日1000mg程度までにするのがおすすめです。

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著者

矢内 弘美(管理栄養士・健康運動指導士)

約6年間病院で栄養指導をするうちに「病気になってから食事に気をつけるということだけではなく、病気にならない食事をするお手伝いもしたい」という思いが強くなり、健康食品会社に転職。現在はフリーランスで特定保健指導や介護予防教室に携わり、少しでも無理なく楽しくできる生活習慣改善の提案を心がけている。


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