ダイエットしてるなら知っておくべき!ビタミンB1の効果とは?

ダイエットしてるなら知っておくべき!ビタミンB1の効果とは?

麺類などに多く含まれる「糖質」をエネルギーに変える為に必要な、ビタミンB1について取り上げます。

2014年09月05日

ダイエットしてるなら知っておくべき!ビタミンB1の効果とは?

ダイエットの落とし穴

忙しい毎日が続くとついつい、うどんや素麺を使った手軽な料理が増えがちなもの。 こういった食生活を続けていると体にどういった影響をもたらすのでしょうか? うどんや素麺には「糖質」が多く含まれています。糖質をエネルギーに変えるために欠かすことのできないものが、「ビタミンB1」。このビタミンB1がないと糖質はエネルギーに変わることができず、結果的に乳酸などの疲労物質が体に溜まり、疲れやすくなったり、体がだるくなったり、さらには代謝の低下から太りやすくなってしまうのです。 うどんや素麺だけだとあっさりしているし、一見ダイエットに良いのではないかと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

ビタミンB1にはダイエット効果がある!?

主に主食とされるパンやごはん、めんなどの糖質を多く含むものだけの食事ではビタミンB1が不足し、エネルギー代謝が効率よく行われないのです。そのため、エネルギーとして使われなかった糖質は体脂肪として蓄えられてしまい、かえって太りやすくなってしまいます。 つまり、糖質と一緒にビタミンB1をしっかり摂れば効率よくエネルギーとして消費できるので、ダイエット効果が期待できます。 ビタミンB1は、糖質をたくさん摂る人だけでなくアルコールをたくさん飲む人、運動によるエネルギー消費量の多い人に不足しがちと言われています。 またビタミンB1は体に溜めておくことができないため、食事でしっかり摂取する必要があります。

ビタミンB1はどんな食品にたくさん含まれているの?

ビタミンB1を多く含むものとして、豚ヒレ肉、豚もも肉、たらこ、うなぎの蒲焼き、大豆、胚芽米、玄米、かぶ・大根のぬか漬けなどが挙げられます。 日本人が主食とするお米。精米された白米はビタミンB1が少ないのですが、玄米や胚芽米には多く含まれます。また玄米や胚芽米は白米に比べて食物繊維も多く含まれます。 毎日のご飯を白米から玄米や胚芽米に変えるだけでもビタミンB1を多く摂ることができますね! また玄米から白米に精米する際に取り除かれる「ぬか」にはビタミンB1が豊富に含まれています。ぬか漬けにすることによって、生の野菜よりも栄養価が高くなり、ビタミンB1は3~10倍にもアップします。 日本人が昔から食べてきた和食にはこういった素晴らしさがあるのです!

さらにビタミンB1の効果を最大限に活かすためには…

ビタミンB1はニンニクやねぎ、玉ねぎ、にらなどに含まれている「アリシン」と一緒に摂ることによって、ビタミンB1の吸収がされやすくなります。 つまり、アリシン+ビタミンB1はダイエットや疲労回復を効果的にする最強コンビなのです。 ぜひ、毎日の献立にとり入れてみてくださいね。

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著者

田中 真希(管理栄養士)

神戸学院大学栄養学部を卒業後、2年間病院にて栄養指導や給食管理業務に携わる。その後、結婚・出産を経て、現在2児のママでありながら、メタボリックシンドロームの方に対してダイエット指導などを行っている。


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