ダイエット中にオススメは「鍋料理」!注意とポイント
だんだん寒くなってきて、鍋がおいしい季節になってきましたね。鍋は、ダイエットに良さそう?!でも、選び方や食べ方によって太りやすくなってしまう危険もあります。ダイエット中の「鍋料理」の選び方とポイントをお伝えします!
2014年10月21日
ダイエット中にオススメは「鍋料理」!
鍋がダイエットによい理由は?
鍋は、不足しがちな野菜やきのこ類をたっぷりとれるので、食物繊維やビタミン・ミネラルを十分にとることができます。たくさん食べても低カロリーで満腹感を得られるのでダイエット中にはうれしいですね。 また、肉・豆腐・魚介などのタンパク質も入るので、栄養バランスもGOOD!調理が簡単で、素材そのもののおいしさを味わうことができるのもよいですね。
ダイエット中の鍋料理の選び方と食べ方のポイント!
ポイント1:具の選び方
鍋がヘルシーとはいえ、具の選び方によっては太りやすくなるので注意!ポイントは「低カロリー、脂質の少ない具を選ぶ」ことが大切です。 野菜・キノコ類はほとんどカロリーがないので、たっぷり色々な種類をいれてOK。春雨はヘルシーなイメージがありますが、でんぷん100%の炭水化物なので、カロリーがほぼない白滝を使うようにしましょう。 豆腐や魚(鮭・ブリ・白身魚など)、貝類(あさり・ホタテ・牡蠣)などを使うと、脂質が少ないのでカロリーが抑えられます。とはいえ、お肉がないとちょっと寂しいですよね。オススメは、脂質の少ない肉を選ぶこと。豚肉の場合、バラ肉は脂質が多いので、モモ肉・ロース肉を選びましょう。鶏肉は、皮に脂質が多いので、皮を取るか、モモ肉より少しカロリーの低いムネ肉を選ぶとよいですね。脂質の少ない肉を選んでも、肉をたくさん食べるとカロリーが上がりやすくなりがちですので、肉は少なめにして、他のたんぱく質や野菜などを多めにするとよいでしょう。
ポイント2:鍋のスープはサッパリ系で!
鍋スープも選び方によっては太りやすくなります。市販の鍋スープの素がたくさん売られていますが、脂質や糖類が多く添加されている場合も多いので、ダイエット中は自分で作るとよいでしょう。出し汁と、醤油・酒・味噌などで味付けした鍋はカロリーが低く、オススメです。色々な種類の野菜や、具をいれることで、素材のうまみが溶けだすので、余計な調味料をいれなくても美味しく仕上がります。 ●水炊き 鶏ベースのあっさりしたシンプルな鍋なので、ダイエット中に最適です。ポン酢、ゆずコショウなどでヘルシーに美味しくいただけます。ゴマだれは、カロリーが高めなので、控えましょう。 ●トマト鍋 近年流行り始めたトマト鍋は、ヘルシーなトマトがベースなので、ダイエット中も安心です。ただし、ケチャップはカロリーが高いので、注意が必要です。また、シメを「トマトチーズリゾット」のようにすると、チーズでカロリーが上がりやすくなるので控えましょう。 ●キムチ鍋 ダイエットに良さそうなイメージのあるキムチですが、商品によっては糖類が多く使われていてカロリーが高めのものもあるので、原材料名やカロリー表示をよくみてから買うとよいでしょう。キムチ鍋の素も同じことが言えます。
ポイント3:しめに注意!!
出汁のうまみがたっぷりの鍋のスープには、肉から出た脂質もたくさん含まれているため、すべてしめと一緒に食べてしまうと、太りやすくなります。また、雑炊のようになると、スルスルと噛まずに食べられるため、食べすぎにつながる危険も。しめは少なめにするか、ごはんは別で食べる、など気をつけるようにしましょう。
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
岡田 あや(管理栄養士)
大妻女子大学卒業後、株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象に栄養指導やスポーツ選手への栄養講義などを中心に活動している。