ダイエッターの強い味方「栄養成分表示」の活用方法を伝授!

ダイエッターの強い味方「栄養成分表示」の活用方法を伝授!

2014年11月28日

栄養成分表示とは?

「栄養成分表示」、見たことがありますか?

食品のパッケージなどに記載されている「栄養成分表示」、見たことがありますか? 正しい読み方を知れば、熱量(カロリー)はもちろん、ダイエットや食事をバランスよく組み立てるための情報を得ることができます。 栄養成分を表示する時には、熱量(カロリー)・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウムの5項目を記載するように決められています。みなさんの中にも、熱量(カロリー)の項目をチェックしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

栄養成分を読む時の注意点

しかし、時々読み取りにくい表示があるということに注意しましょう。 例えば、以下の画像をご覧ください。 このように、「100gあたり」で表示されている場合、実際に自分が食べた分量が分からないと、摂取したカロリーや栄養も読み取れなくなってしまいます。表示がグラムあたりなのか個数あたりなのかに注意しながら、栄養成分をチェックしてくださいね。

ダイエット中の方におすすめの栄養表示の活用方法

【初級編】まずはカロリーを見よう!

まずは基本である「カロリーを見る」ことから意識してみましょう。 自分が食べている食品のカロリーを見て知っておくだけでも、食生活は変化していきます。カロリーを見て、だいたいの感覚をつかむことで、外食する時やカロリー記載のないものを食べる時でも、自分で予想ができるようになります。

【中級編】カロリーの"内訳"を読み取ろう!

カロリーを見ることに慣れてきたら、次は「カロリーの内訳」を考えるようにしましょう。 カロリーは脂質、炭水化物、たんぱく質の3つの栄養素から算出されています。 各成分の分量から、カロリーの内訳を計算することができます。

例えば...

脂質のグラム数 × 9kcal 炭水化物のグラム数 × 4kcal たんぱく質のグラム数 × 4kcal 下の写真の場合は、「たんぱく質由来=21.6kcal」、「脂質由来=59.4kcal」、「炭水化物由来=55.6kcal」となり、カロリーの占める割合は脂質が一番多いということになります。

「バランスの良い食事」の栄養素の割合

一般的には、「カロリーの50〜60%が炭水化物、20〜30%がたんぱく質、20〜30%が脂質」という割合がバランスの良い食事と言われています。 カロリーだけでなくその元となっている栄養素の割合を考れば、健康的なダイエットや食生活を実践する指針になります。食品を手に取る時に、ぜひ栄養成分表示を活用してみてくださいね。

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著者

山本 亜由美(管理栄養士)

管理栄養士。その他糖尿病療養指導士、ダイエットアドバイザー、日本ジュニア野菜ソムリエの資格を持つ。糖尿病や生活習慣病の食事相談を始め、食を通じた健康の提案、行動修正を含めた肥満の改善の指導に従事。多い時で年間1500件以上の指導を担当。 現在は米国カリフォルニア州で子育てをしながら、アメリカの食習慣や栄養学に興味を持ち、学ぶ日々。


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