おやつも活用?「食べるダイエット」 by フィットネスモデルの引き締め術
ダイエットために我慢して毎日昼食を抜いているのに痩せない…。そんな経験がある方はいらっしゃいませんか? トレーナーでありフィットネスモデルやコンテスト選手としても活躍する加治が、自身の経験を活かし、みなさんの美容・健康・ボディメイクに役立つ情報をお届けいたします。
2014年12月17日
食べているのに痩せる?
「食べているのに痩せる」秘密
「ダイエット期間なのに結構たくさん食べますね」 コンテスト選手をやっていると、このように言われることがよくあります。 トレーニングなどの運動でカロリーを消費していますが、それ以外にも「食べているのに痩せる」秘密が存在します。
ポイントは食事の回数
みなさんは1日に何回食事をとっていますか? 2回、または、3回と答える人が多いと思います。ダイエット中だから1回と答える人もいらっしゃるかもしれませんね。 私を含むコンテスト選手やモデルは、意外に思われるかもしれませんが、ほとんどの人が4回から6回食事をとっています。実は、この食事回数の多さが、我々コンテスト選手やモデルが食べているのに痩せることができる秘密なんです。
食間が長いと太りやすくなる
食間を6時間以上空けると...
人の身体は食事と食事の間が6時間以上空いてしまうと、本人に自覚が無くとも身体は飢餓状態に陥ります。一度この飢餓状態に陥ると、身体は次のような防御反応を起こします。 ・身体のカロリー消費量ダウン ・次の食事のカロリー吸収率アップ ・次に吸収したカロリーの脂肪変換率アップ 食事回数が少ないと、食事と食事の間隔が長くなってしまうために身体は痩せにくく太りやすい状態になってしまいます。 食事回数が多いと、食事と食事の間隔が短くなるため身体が飢餓状態に入ることを防げます。その結果として、食事回数が少ない人と比べて、食べても太りにくい状態になるというわけです。
食事回数を増やして、食べるダイエットを
おやつを活用
食事回数を増やしたくても忙しくて時間がとれないという方は、お手軽な方法の1つとして「おやつ」を活用してみてください。 忙しくても素早く口に入れられる、ヨーグルト、ナッツ、フルーツ、サプリメントのプロテイン等、ヘルシーな「おやつ」であれば、良質な栄養素を摂取しつつ食事と食事の間隔が空いてしまうのを手軽に防げます。たまにならケーキやチョコレートのようなお菓子でもいいですよ。
3食分を小分けにして食べる
摂取カロリーを抑えたい場合は、3食分(1日分)を小分けにして食事回数を増やすと考えて下さい。 1日に食べる量が同じなら、日が経つにつれ、食事回数を増やして小分けにして食べたほうが痩せやすく太りにくいということを実感していただけると思います。 食べないダイエットは心身共にストレスが高く、健康という観点からもあまりオススメできません。食時と食事の間隔を意識して、食べることのできるストレスのないダイエットを心がけていきましょう!
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著者
加治 康武(フィットネスモデル/パーソナルトレーナー)
フリーのパーソナルトレーナー・スタジオインストラクターとして都内等で活動し、クライアントは一般からモデル・芸能関係など多数。 自身もフィットネスモデルやコンテスト選手として活躍し、WBC KOREA 2014 マッスルモデル部門4位入賞、昨年はベストボディ日本大会3位、神奈川ボディビルオープン2位等の成績を持つ、フィットネスモデルチームJFG所属。 これらの経験を生かし、 効果的なトレーニングと、身体を健康的に美しく引き締める食事法を合わせた健康美メソッドを提唱している。