管理栄養士がオススメする「お正月太り解消法!」

管理栄養士がオススメする「お正月太り解消法!」

お正月が明け、新年会つづき...となかなか体重を落としずらい時期が続きますね。無理せずに普段の生活をほんの少し変えるだけで健康に体重を減らす事ができる方法をご紹介いたします。ぜひ、実践してみて下さいね。

2015年01月07日

なぜ、お正月は太るのか?

お正月の生活を振り返ると...

① 豪華な正月料理の数々 ② アルコールの飲み過ぎ ③ こたつの上のみかんの食べ過ぎ ④ お餅の食べ過ぎ ⑤ 寒いから、こたつから出ないで入ったまま などみなさん、いくつあてはまりましたか?

実は、冬はダイエットに向いています

臓器の動きや呼吸、体温の維持など人間が生きていく為に常に使っているエネルギーを基礎代謝といいます。基礎代謝は、体表面積、性別、年齢によって異なり、20歳をピークにどんどん減っていきます。運動で筋肉を増やしたり、代謝を高める食べ物を摂取することで基礎代謝を良くすることができます。 冬は、体が 36 度以上の体温を維持しようとします。その為に、代謝を高めてエネルギーを作り出そうとするのです。なのでダイエットは今が、チャンス!普段の生活や食事を少し変える事から始めてみてはいかがでしょうか?

基礎代謝をあげる食べ物は?

代謝を UP させましょう

① 体を温めましょう。 ●カプサイシン→唐辛子・チリペッパー ●生姜オール→生姜 ●硫化アリル→ねぎ・玉ねぎ・にんにく・ニラ・らっきょう ●ビタミン E→かぼちゃ・さつまいも・うなぎ・アーモンド・ごま 温かい食べ物や、飲み物を飲むようにしましょう。 ② アミノ酸 筋肉のもとになるたんぱく質は、アミノ酸から作られています。 魚介類・肉類・レバー・牛乳・チーズ・大豆・大豆製品・白花豆・落花生 ③ ビタミン B 群 代謝を助ける働きがあります。 豚肉・レバー・うなぎ・青魚・マグロ・カツオ・鮭・卵・納豆・玄米・大豆 ④ ヨウ素 甲状腺ホルモンを作る材料になるミネラルで、代謝を促進する働きがあります。 昆布・わかめ・牡蠣・はまぐり・小エビ・いわし・さば・鮭・パイナップル

基礎代謝を上げる食べ方とは?

① 朝食はしっかり食べましょう。なかなか忙しくて食べられないという方は、ホ ットミルクや野菜ジュース、フルーツなどの簡単に食べられるものだけでも良 いので食べるようにしましょう。 ② バランス良くしっかり食べるようにしましょう。極端な食事制限をしてしまう と体脂肪だけでなく、筋肉量も減ってしまいます。筋肉が減ると、基礎代謝も 減ってしまうので注意が必要ですね。 ③ コーヒーのカフェインは、運動前や食事の前に飲むと代謝を高める効果があり ます。ウーロン茶や緑茶には脂肪を燃焼させる成分も含まれています。 ノンシュガーのコーヒー、ウーロン茶、緑茶を選ぶようにしましょう。 ④ マグネシウムを含む食材には脂肪燃焼の効果があります。 納豆・牛乳・ほうれん草・豆腐・わかめ・あさり 一緒に緑黄色野菜を食べるとバランスがとれて、代謝が UP します!! 普段の食事に少しの工夫をしてあげるだけで代謝がよくなり、お正月で増えてしまった体重を減らす事ができますね。その他にも、エレベーターや、エスカレーターを使わずに階段を上るようにする、こまめに椅子からたち上がるようにするなど、生活の中での運動も意識してあげましょう。 <参考文献> http://www.asken.jp/info/1657 新しい栄養学

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著者

與安 夏希(管理栄養士)

国際学院埼玉短期大学卒業後、企業の社員食堂にて厨房内での調理、委託給食会社の本部で病院や老人福祉施設、グループホームの献立作成、治療食、発注業務に携わる。その後、スポーツ栄養学を学ぶ為、大手スポーツ施設に転職。 出産の為退職し、現在は1児の母親として子育てをしながら、幼児栄養、ダイエット、美容栄養について学んでいる。


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