ラクヤセできる?!今話題の「痩せホルモン」を使ったダイエット方法って?!

クリスマス・忘年会・お正月となにかとイベント続きで体重が増えてしまった方も多いのではないでしょうか。体から分泌される痩せホルモンを活用して上手にダイエットをしませんか?
2015年01月16日
夢の痩せホルモン
痩せホルモンとは?
私たちは食事をすると、体の脂肪細胞から「レプチン」というホルモンが分泌されます。このホルモンを脳がキャッチすると満腹中枢が刺激され、満腹を感じて食べ過ぎを防いでくれます。さらには、エネルギー消費量を上げて脂肪蓄積を防いでくれます。これが「レプチン」が痩せホルモンと呼ばれる理由です。
太っている人ほど分泌量が多い
脂肪細胞から分泌される「レプチン」は、脂肪細胞が多い人ほど分泌量が多いのです。しかし、あまりに分泌量が多いと感受性が弱くなり、体が麻痺してうまく使われなくなります。その結果、痩せホルモンの効果を十分に得られずに、さらに太りやすくなってしまうのです。
「レプチン」の効果を発揮させるコツ
睡眠をしっかり摂る
ある大学の研究発表で、睡眠が5時間の人は8時間の人に比べて「レプチン」量が15.5%も少ないことが分かりました。睡眠を十分にとることで「レプチン」が正しく分泌される為、しっかりと睡眠をとることが重要です。
よく噛んでゆっくり食べる
「レプチン」が作用し始めるのは、食事開始から20分後と言われています。また、1口30回以上噛むことで「レプチン」の分泌が促されます。ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。1口30回以上噛むことが難しい人は、1口で食べる量を半分にしてみましょう。簡単に噛む回数を倍にすることができます。
食事を工夫する
私たちの体は食べたものだけで出来ています。食事を工夫することでも「レプチン」の効果を引き出すことができます。
避けたい食品
①サラダ油や動物性脂肪が多い食品 ②白砂糖などの精製された砂糖 ③加工食品などの添加物の多い食品 これらは「レプチン」の効果をダウンさせてしまいます。
積極的に食べたい食品
① 牡蠣や牛肉など亜鉛が多い食品 ② オリーブオイルやクルミなど、オメガ3脂肪酸が多い食品 ③ 野菜などの食物繊維が多い食品 ④ 赤ワインやブドウの皮など、レスベラトロールの多い食品 ⑤ 肉・魚・卵・大豆などタンパク質が豊富な食品 これらは「レプチン」の効果をアップさせてくれる為、ダイエットの手助けをしてくれます。 また、極端に食事量を少なくするなどの過激なダイエットも「レプチン」を低下させてしまいます。レプチンによる食欲抑制が働きにくくなるので、もし一時的に体重が減ったとしてもリバウンドしやすい状態になってしまいます。 ダイエットには、カロリーオーバーにならないようバランス良く食べることが大切なことが、レプチンの働きからみても分かりますね! 少しの生活習慣の変化で痩せスイッチをオンにしてくれる「レプチン」。 この痩せホルモン「レプチン」を味方につけて、上手にダイエットしていきましょう♪
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著者
加勢田 千尋(管理栄養士)

大学卒業後、ドラッグストアにて毎月100人以上の健康相談を実施。また、勉強会講師、講演会等を担当する。その後、人間ドック専門のクリニックにて病気の予防に焦点を当てた栄養相談を実施している。また、自身の10kgダイエット成功の経験を生かし、個人向けダイエット支援も行っている。