食事にも出来る限り気をつけているし、運動も心がけているのにどうして痩せないんだろう?そう思っている人、食事や運動以外に睡眠不足に太る原因があるかもしれませんよ。
睡眠不足が続くとダイエットがより過酷になる
寝ている時間は身体をメンテナンスする重要な時間
毎日の生活を振り返った時、睡眠時間が短いと感じているなら、痩せにくい原因に睡眠不足が大きく関係している可能性があります。
人が寝ている間には、様々なホルモンが働いていて身体をメンテナンスしています。けれど、睡眠不足が続くと、睡眠中に分泌され、痩せるカギとなるホルモンが上手く働かなくなるため太りやすくなってしまうのです。
睡眠不足が起こす太る原因を作るホルモン
レプチンとグレリン
これは一例に過ぎませんが、睡眠不足は食欲増進の働きをするホルモン「グレリン」の分泌を増加させ、食欲を抑制する働きをするホルモン「レプチン」の分泌が抑制されるため、食欲のコントロールが難しくなり、食べ過ぎを招き、エネルギー消費も低下させてしまうためです。
コルチゾールとインシュリン
さらに、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の影響で「インシュリン」の分泌が増えます。「コルチゾール」が「インシュリン」と一緒に存在することで、お腹に脂肪が蓄積されやすくなってしまうのです。
睡眠を正しくとると身体は痩せモードに
理想の睡眠時間は7時間前後
睡眠を正しくとると、(様々な意見がありますが、理想の睡眠時間は7時間前後だと言われています)「コルチゾール」は、エネルギー代謝を促す働きをするようになり、睡眠中に多く分泌される成長ホルモンがさらにエネルギー代謝をアップしてくれるのです。
夜更かしをせず、質のよい睡眠を撮るように心がけるだけでも、楽してダイエットを成功させる大切なポイントになるのです。