一時的に効果はでても...糖質オフ後に陥るダイエットの罠!
炭水化物を摂らない「糖質オフダイエット」。本当のところ、ダイエット法としてはどうなのか?糖質オフよるダイエットについて、ダイエットプラスの管理栄養士に聞きました!
2019年07月25日
知っていますか?
糖質オフダイエットが人気になった理由とは?
太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回るから。 もともと間食が多い人や、コンビ二などでカロリーだけを気にして食べるものを選ぶ人は、糖質を摂りすぎている人が多いです。 さらに同じカロリー減でも、脂質オフ(油を減らすこと)でカロリーを減らすより、糖質オフのほうが体重の変化が現れやすいので、糖質オフダイエットは成果がでると、脚光をあびているようです。
極端に糖質を減らすとどうなるの?
糖質は、からだだけでなく脳にとってもエネルギー源として必要な栄養素です。あまりにも減らしすぎると、気分が落ち込んだり、うつ病のリスクがあるとも言われています。
糖質オフダイエットの落とし穴
一時的に効果がでやすい糖質オフダイエットですが、糖質オフダイエットをつづけた場合、からだはエネルギーが不足している状態が続き、飢餓状態となっています。 そのため、少しでも摂取カロリーを増やすと、とたんにからだがエネルギーを貯蓄するため、脂肪がよりつきやすくなってしまうのです。これがリバウンドしてしまう原因です。 また、食べないダイエットでは、ある一定の体重まで落ちても、肝心の体脂肪は落とすことができず、気になるお腹や足の脂肪は減らないままで、キレイな体のラインにすることができません。
糖質オフより「正しく食べて」やせるダイエットを!
ダイエットしたいのに「食べる」って、どういうこと?
やせるメカニズムは、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないことが大原則ですが、基礎代謝量を下回るほどの摂取カロリー制限はNGです。 女性の基礎代謝は約1100kcal前後。摂取カロリーが、基礎代謝のカロリーを下回ると、免疫力の低下、集中力の低下、お肌がボロボロになるなど、何のためにダイエットをしているのかわからない状態に…。
なぜ、「正しく食べる」ことが大切なの?
栄養バランスを考えず、カロリーだけを気にしてダイエットをしている人の多くが、糖と脂質のみでカロリーを摂っている場合が多く、これが頑張って摂取カロリーを減らしても、やせない原因につながります。 たんぱく質が足りないと、脂肪は落ちず、筋肉が落ちていってしまいます。筋肉が落ちると基礎代謝が下がって、もっとカロリー制限をしないとやせないからだに…と、こんなおそろしい負のループへ陥ってしまうのです。 負のループから抜け出し、やせるためには、バランス良く栄養素を摂ることが必要です。 そのため、主食・主菜・副菜をそろえ、しっかり食べることが、リバウンドをしない、ダイエットの最短ルートになるというわけなのです! ▶【カロリー計算不要!】管理栄養士が食事量の目安とチェック法を紹介
まとめ
「正しく食べる」ダイエットを!
即効性があると言われている糖質オフダイエット。その先には、リバウンドしやすい体になる未来が待っているかもしれません…。 キレイな体のラインを目指して、健康的なダイエットを行いましょう!
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。