実は食べる漢方薬。ダイエット効果があるカレーとは？
湿度が高く、消化機能の働きが悪いこの季節こそカレーの出番。カレーは太るから…と食べないなんてもったいない！ヘルシーでダイエットにも効くカレーを管理栄養士が紹介します。
2015年07月13日
カレーに漢方系の胃腸薬をかけると美味しくなる？！
試してみた！
「一味足りないカレーに、漢方系の胃腸薬をかけると風味が増して美味しくなる」そんな都市伝説を真に受けて‥私、試してみました。ら、本当に風味が一段と上がった！！というのは漢方系の胃腸薬には、カレーには欠かせないターメリックや唐辛子。桂皮（シナモン）、陳皮（みかんの皮）、丁字（グローブ）などのスパイスが入っています。 湿度の高い梅雨時から気温がグングン上がる夏。気温に反比例するように胃腸の調子はでしくしく落ち気味。そんな時には食べる漢方、カレーの出番。これから夏本番。カレーの季節の到来です。
シンガポール＆マレーシア風「アラ・カレー」は節約料理の神
魚のアラを使います
節約＆エコカレーの「フィッシュヘッドカレー」はマレーシア、シンガポール発。魚のアラを使います。魚は頭の部分の「アラ」にこそビタミンAやDHA、コラーゲンなどがたっぷりつまっています。食べるところも沢山あって、トロトロやコリコリ。切り身では味わえない食感も楽しめます。
クミンのダイエット効果に期待♡
大さじ一杯のクミンだけで！
2014年11月 イランのShahid Sadoughi Universityの実験結果が話題になりました。 「大さじ１杯のクミンシードが減量・体脂肪の減少、悪玉コレステロールを減らす」 そこで今年のカレーはクミンに活躍してもらいましょう！！
ダイエットカレーのコツは？
スパイスカレーでヘルシーに
カレーのルーは美味しくてとても便利です。しかし脂質が多いということが難点。スパイスからカレーを作るというととても難しく大変なようですが、まずはクミンとカラムマサラさえあればカレーになります。加えてターメリックで色を演出して、唐辛子で辛さを調節できればもうスパイスから作るカレーの出来上がり～。 具はたっぷり、その分ごはんを控えめにすることでカレーのダイエット効果。大いに期待できます。 夏は元気にカレーでダイエット！応援します。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で１０年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。
