日焼け予防、しみ・しわ対策に♡「スイカ」のススメ！
いよいよ夏がきましたね！紫外線対策も万全にしたつもりがうっかりやけちゃった…。そんな時にはスイカがオススメです。赤い実の部分も白い皮の部分にも美白作用があるのです。夏に美味しいスイカの美肌作用を管理栄養士が紹介します。
2015年07月25日
豊富なβ-カロテンとリコピン。果物・野菜の中でトップクラスの美肌力。
スイカには栄養素がたくさん！
スイカは果物でありながら、どの緑黄色野菜にも負けないβ-カロテンを含んでいます。 １００ｇ当たり８３０㎍。なんとトマトの１．５倍！β-カロテンは体の中でビタミンAに変化して、細胞の再生を促してお肌の健康を維持する働きをします。 また赤い色素は抗酸化物質が特に高いリコピン。トマトで知られているリコピンですが、スイカはトマト以上にリコピンを含んでいます。最近の研究ではリコピンにはメラニン色素の生成を抑える作用、紫外線による肌の赤味を軽減する作用が明らかになっています。コラーゲンを増やす働きもあり、美白・美肌に期待できる成分です。
白い皮にも美容＆ダイエット効果が。
スイカの皮には捨てないで！
スイカの白い皮の部分にはシトルリンという尿を作るアミノ酸が含まれています。余分な水分を排出する力があるのでむくみの改善・予防が期待できます。 抜群の美容食材。また白い皮の部分をうっかりやけてしまった肌にのせてパックすると、ほてりをしずめ、赤味を抑えてくれます。 だからスイカの皮は捨ててしまうなんてもったいない！クックパットにお寄せいただいた「スイカの皮を使ったレシピー」をピックアップ。
カラダを冷やす作用は抜群
スイカジュースで夏を乗り越えよう
スイカは冷やすと甘味が増します。冷蔵庫に入りきらない。時間がなくて冷やす時間がない時や甘さが足りないスイカにあたってしまった時は、氷と一緒にミキサーにかけたジュースがおすすめ。火照った体にすーっと、しみこみ一気に涼しくしてくれます。かつて東京オリンピックの時アベベ選手がスイカジュースを特注して毎日飲んで見事優勝しました。 真夏に実るまん丸すいか。その中には暑さを乗り切るミラクルエネルギーが詰まっているようですね。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で１０年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。
