ダイエット中の生理に悩む方必見!痩せる人が実践している生理とのつきあい方
クックパッドダイエットラボでダイエットトレーナーの中村瑞樹です。「生理前・中に食欲がわく」「体重が増えて落ち込む」という方は多いものです。その食欲に任せて食べ放題をしてみたり、かといって無理に食事を減らしてしまうと、不調を助長してしまう原因になります。ダイエットをしている方にとって、毎月悩ましいのではないでしょうか。生理を味方にする答えは、食事にあり。クックパッドダイエットラボのお客様にも「食事をきちんと食べるようになって、生理前の不調が改善された」という声を頂くことが何度もあります。生理前の食事のポイントについてまとめてみました。
2015年07月26日
冷:温=1:2の割合で
夏こそ冷える?
生理前は、体内の水分量が増えるため、体が冷えやすくなっています。そして、夏こそ、実は冷えの季節。 ・エアコンの効いた室内で、アイスのカフェラテ ・食事は冷製パスタや冷やし中華で済ませる ・薄着でアイスクリーム こんなことよくありますよね。気温が高いので冷たいドリンクもたまになら問題ないのですが、体の冷えに気づいていないことが多くあります。体の冷えは血行を悪くし、むくみや生理痛を悪化させる原因になります。 そこで重要なのが「冷:温=1:2」 冷たい飲み物を口にしたら、常温や温かい飲み物(汁物など)をその倍の量をとるということです。これを意識すると、自然と冷たいものの摂りすぎは改善されますよ。
「肉と魚」と「野菜」の組み合わせを意識
食事も振り返ってみましょう
気温が高くなるにつれ、食欲が落ちるとあまり食べていない気がするという方は多いのではないでしょうか。実際に聞いてみると「麺類」「パン類」を食べて食事を済ませたり、「アイスなど冷たいもの」を食べて食事を減らしてみたり。そうなるとメインとなるおかず(肉・魚)が取れないことによるたんぱく質不足が多くみられます。 これこそ夏の食事の落とし穴。たんぱく質が不足が続くと、だるさ、甘いものを極端に欲しやすくなります。また筋肉量が減り代謝量が落ちるため、より痩せにくいからだをつくることにもつながります。 さらに肉・魚にはミネラルの1つ「鉄分」の補給源でもあります。貧血を防ぎ、代謝をよくするためにも食べ物からしっかりと補いましょう。 「たんぱく質」の代謝を助け、「鉄分」の吸収を助けるのは野菜に含まれるビタミンです。お肉や魚に合わせて、ビタミンを含む野菜を一緒にとりましょう。夏は旬のパプリカ、ピーマン、水菜、トマトがおすすめです♪
生理中の体重との付き合い方
栄養バランスに気をつけよう
生理中は体重が減りにくいあまり、お食事量を極端に減らしてしまうことはないでしょうか。ここでお食事を減らしすぎると、前述のように栄養不足やバランスの悪化につながり、より痩にくいからだをつくることになってしまいます。この時期は体重を減らすことよりも、「お食事でしっかりと栄養素をとること」に意識を向けてみてください。 生理中に増える体重の目安は0.5〜1.0kgです。その範囲の増加であれば、いわゆる「太った」という状況ではいので安心してくださいね。 ダイエットをサポートする中で感じたのは、多くの女性が生理前の体重増加、気分の落ち込みに悩まされていることです。その時々の対処ではなく、日頃の食事バランスを正すことをぜひ重視してみてください。不調の原因が実は栄養素不足にあるということは意外にも多く、お食事をきちんととるようになって調子がよくなったという人も多くみてきました。 「食べたいものだけ食べる食事」ではなく「からだが喜ぶ食事」をとることで調子が良くなることを体感してみませんか。
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著者
中村 瑞樹(管理栄養士・ダイエットカウンセラー)
社員食堂での栄養士経験を生かし、現在はダイエットカウンセラーとして都内でカウンセリングをする日々を送っている。1987年、沖縄県那覇市出身。「お酒を飲みながらも健康でいられること」が自身のモットー。好きなお酒はウイスキーと泡盛。