【節約!豆知識】家計も助かる!ダブルでお得な冬野菜☆

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野菜は栄養的な面から、緑黄色野菜と淡色野菜とに分けられています。そんな中、一つで緑黄色野菜と淡色野菜、両方の機能を持つ野菜があるんです。

2015年12月04日

緑黄色野菜と淡色野菜の違いは?

カギはカロテンにあり!

野菜は100g中でカロテンが600㎍以上含まれているものを緑黄色野菜。600㎍未満の野菜を淡色野菜と分けられます。 オレンジ色、赤い色の色素はカロテンの色。また緑色の野菜にもカロテンが多く含まれていています。色が濃いほどカロチンの量は増えていきます。カロテンは体の中で必要に応じてビタミンAに変わります。またカロチンは強い抗酸化作用を持つことが知られています。 一方淡色野菜は、ビタミンCやビタミンB群を含むものが多く、最近では大根やキャベツなどアブラナ科の野菜に含まれるグルタチオンやネギ科の植物に含まれるケルセチンという物質に、解毒力やデトックス力が強いということがわかってきました。

緑黄色野菜でもあり淡色野菜でもある野菜って??

それは、今が旬の大根やカブ!

旬をむかえてどんどん甘味が増している白い根っこの部分は淡色野菜。青々をした葉っぱの部分は緑黄色野菜。葉っぱにはカロテン。他にもカルシウムや鉄分がたっぷり。葉っぱも捨てずに使いましょう!

美味しさや栄養を活かすコツは

調理法で味の変化を楽しもう♪

葉の部分に多く含まれるカロテンは油と一緒に調理することでカラダへの吸収力が高まります。また加熱することで野菜の抗酸化物質が細胞膜から出てくるので、抗酸化作用を期待するなら加熱調理を。 一方大根やカブの白い根の部分にはジアスターゼという消化酵素が含まれています。 おろすと消化酵素力がグーンとアップします。酵素は熱に弱いので、消化酵素の働きをいかす食べ方は生がおすすめ。しかし加熱すると甘味が増すので、温かく甘く召し上がりたい方はおろした大根やカブをお鍋に入れてもいいですね。 栄養たっぷりで家計も助かる優秀野菜。だいこんやカブの葉はそのままにすると、どんどん根の部分の水分を奪ってしまうので、葉の部分だけ切って早めに調理することもお忘れなく!

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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