【作り置き&時短】“野菜玉”なら鮮度低下もフリーズできる!知って得する野菜玉のコツ♪
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野菜には抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミン、ミネラルが豊富。しかし新鮮なお野菜も何日か冷蔵庫で保存していると栄養価はどんどん下がってしまいます。野菜をフレッシュなうちに加熱し、野菜玉にして冷凍すれば、栄養価も新鮮な時のまま。もっと使える野菜玉のコツを管理栄養士が解説します。
2016年04月25日
まずは野菜玉のレシピを紹介します。
レンジで簡単☆アレンジ色々基本の野菜玉。
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”冷凍ストックしておくと便利な野菜玉がレンジで簡単に作れます。まずはどこの冷蔵庫にもある基本的なお野菜でどうぞ。” クックパッドでレシピを見る 出典:クックパッド「 レンジで簡単☆アレンジ色々基本の野菜玉。 by ゆぅゅぅ 」
管理栄養士からのポイント
調理して余った野菜や、大根や人参の皮、冷蔵庫にあるお野菜を色々まとめてレンジでチン。粗熱が取れたらラップで小分けに包んで、フリーザーバッグやタッパーに入れて冷凍庫に。茶巾に絞るとキャンディーみたいでかわいいですよ。
美味しい野菜玉を作るポイント
冷凍前のブランチング処理がおいしさのカギ
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「ブランチング」というのは野菜を冷凍する前に加熱すること。加熱することで野菜の酵素の動きをストップさせるため、冷凍中に繊維がかたくなる等の品質の低下を防ぎます。 野菜に含まれるポリフェノールは固い細胞壁の中にあり、生のまま食べてもヒトのカラダに吸収されませんが、一度加熱することで細胞壁が壊れ、ポリフェノールが吸収されやすくなります。冷凍でも細胞壁は壊れますが不自然な壊れ方となるため冷凍前に加熱することで良い状態を保つことができるのです。 野菜によっては加熱して時間がたつと渋みが増すものが有りますが、加熱して冷凍すれば味の劣化も防ぐことができます。 解凍方法は凍ったまま調理すれば美味しく解凍できます。もう一度加熱するためブランチングでは短時間の加熱がポイントです。 野菜にはビタミンB群やビタミンC、水溶性食物繊維など水に溶ける成分が多く含まれています。レンジでブランチングすれば水を使わず、加熱時間が少ないため、栄養価の損失が抑えられます。
ポリフェノールは色によって働きが違います
野菜玉なら色々野菜が食べられる
野菜に含まれる色素には、アンチエイジングなど抗酸化作用や生活習慣病予防など健康増進に役立つポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは色によって体への働きが異なりますので、色々な色を組み合わせて食べることがポリフェノールの効果を高めるポイントです。 時間がある時に野菜玉を作っておけば、手軽にカラフル野菜が食べられます。 ぼんぼんの丸っこいキュートな形でビタミンカラーが元気をくれる野菜玉。心も体もアンチエイジングできそうですね。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
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南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。