【管理栄養士がズバリ!】ダイエッターが犯しがちな間違い習慣ベスト3

【管理栄養士がズバリ!】ダイエッターが犯しがちな間違い習慣ベスト3

リバウンドしないダイエットのためには、痩せる習慣を身につけること。それが一番確実でしかも「楽痩せ」。でも…。 ダイエットに効果的!と思って続けていた習慣が、よくなかったということも。 そこで今回はダイエットに良さそうにみえて効果の薄い残念習慣ベスト(ワースト?!)3をピックアップしました。

2019年06月27日

第3位:低カロリーのものを選んで食べる

カロリー表示があるもんが増えているが…

一見、王道に見えるこの方法。しかし思わぬ落とし穴が。 最近ではコンビニで販売しているお弁当やおにぎり、おかずなど、カロリー表記のあるものが増えました。食べ物を選ぶときなど、カロリー比較ができて便利になりました。

カロリーの低いものばかり食べて、食事を軽く済ませていると…。

お腹が空いておやつに手がのびる。また、カロリーの低いものを食べているから大丈夫という安心感から小腹が空いた時に、何かをちょっとつまんでいることがありませんか? ほんのちょっとだけだから。と、つまんだことも忘れちゃってるという場合も。 カロリーだけを見ると栄養のバランスを崩してしまう心配もあります。バランスを崩すことで、髪や肌に栄養が届かなくなり、カサカサ・パサパサになったり、更には筋肉まで落ちて、やせにくい体になってしまうことも考えられます。

第2位:グルテンフリー、糖質カットダイエット厳守

もちろん、疾患によっては制限する必要があります

小麦アレルギーやセリアック病の方は、小麦のグルテンが含まれる食べ物を食べると、重篤な症状が出る危険があります。こちらは、医師のご指導の下でグルテンをカットする必要があります。 また、血糖値に問題があり、医師から糖質カットを厳守するように言われている方は、糖質量を制限される場合もあります。

厳守することがストレスにも

しかしダイエットのためだけに、グルテンカットや糖質を厳しく制限して、チーズや魚肉ソーセージなどばかり食べてしまうと、塩分摂取が増える可能性が。 また、ナッツやアボカドなど、脂質の多いものを過剰に食べても栄養が偏り、思わぬ病気の引き金になってしまう可能性があります。 さらに、腸内環境が悪ったり便秘になったりということも心配です。 徹底的にカットしたグルテンや糖質を、ちょっとでも食べてしまった場合、「もう制限は止めた」とリバウンドする人も多いものです。

第1位:「明日から〇〇食べるだけダイエット始めまーす」

食べたらやせる食材は、今のところありません

〇〇食べるだけダイエット。とても魅力的なコピーですが、食べたらやせる食材は今のところありません。 〇〇がカラダに良いと聞いたから、毎日食べるようにしました。ということもその量によっては危険です。 普段食べないものを過剰に食べることで、アレルギーにつながる場合も。 普段食べているものを極端に減らし、カラダに良い、ダイエットに効く!というものを食べ続けることで栄養の偏りにつながり、やせにくくなることだってあります。 また明日からダイエットするから、今日は好きなもの食べおさめ。と思いっ切り過食したら…増えた分は減らせないかも。

まとめ

体と心に負担のないダイエットを!

つらさを伴う、極端な糖質制限やカロリー制限は続きません。続かなくなった時に自分を責めてしまうという悪循環にもつながります。 ダイエットは明日から始めるのではなくて、今から始める気持ちと実行力が大切。 といっても難しいことではありません。体と心に負担のない食生活をする意識を持つことから始めましょう。

継続は力なり

具体的には食事は3食しっかり食べて、おやつは控える。こまめに体を動かすこと。 食事のバランスは1回の食事で肉や魚、卵、大豆製品などのおかず1品、野菜のおかず1~2品。ごはんや麺は自分のげんこつ一つ分。 このように意識されると間食も自然に減り、栄養のバランスも整い、やせやすい習慣にシフトできますよ。 あなたのダイエットを応援しています!

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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