【あえて食べる?】ダイエット中に「停滞期」を脱出する方法3つ

【あえて食べる?】ダイエット中に「停滞期」を脱出する方法3つ

ダイエット中、最初は順調に減っていた体重が急に減らなくなる時期。それが停滞期です。停滞期をどう乗り切るかが、ダイエット成功への大切なポイントとなります。そこで今回は、停滞期が起こる理由や対処法などについて管理栄養士が解説します!

停滞期が起こる理由とは?

人の身体には、ホメオスタシス(恒常性)という働きがあります。ホメオスタシスとは、外部の環境が変化しても体内の環境を一定に保ち、生命を維持するための大切な機能です。例えば、寒い時に震えて熱を生み出す、暑い時に汗をかくなど体温を一定に保つ働きもホメオスタシスの一種です。

また、ダイエットを行う事で体重が減少すると、身体は「生命が危険な状態に陥っている」と判断し、少ないエネルギー量でも体重が維持できるようなエネルギーを蓄えようとしたり、エネルギーの消費量を抑えるなどの「省エネ体質」に変化します。この時が、いわゆる停滞期という状態です。

停滞期はいつ始まり、いつ終わる?

「停滞期は体重が5%程度減った時」あるいは「ダイエットを始めて1か月ほど経った時」に起こりやすく、個人差はありますが2週間~1か月程度続くと言われています。今まで体重が順調に減っていた方が急に体重が減らなくなると、もうやせないと思い込みダイエットを中断してしまう方も多くいらっしゃいますが、停滞期に入ってすぐにダイエット前の食生活に戻してしまうと、身体は省エネ体質になったままであるため、リバウンドしやすくなってしまうので注意が必要です。

しかし、ダイエットを継続していき停滞期を乗り切ると、身体はダイエットをしている時の状態が正常であると判断し、また体重が減少するようになります。すなわち、停滞期を乗り切れるかどうかが、ダイエット成功の重要なポイントとなるのです。

停滞期を乗り切る3つポイント

1.ダイエット中には停滞期がくることを知っておく

ダイエットの大敵はストレスです。体重が急に減らなくなるとストレスを感じ、挫折やリバウンドの原因となります。「ダイエット中には必ず停滞期がくる」「停滞期がくるのはダイエットが順調な証拠」「停滞期はいずれ終わる」という事をあらかじめ認識しておくと、体重が減らなくなった時の焦りやイライラを軽減する事が出来ますよ。

2.無理なカロリー制限をしない

体重が減らなくなっても、「極端に食事量を抑える」「無理に摂取カロリーを減らす」などの行動はNGです。無理な食事制限ダイエットは、基礎代謝が落ち、やせにくく太りやすい体質になってしまう可能性があります。

3.栄養バランスの良い食事を心がける

出来るだけ早く停滞期を乗り切るためには、身体にとって必要な栄養素をしっかりと取り入れる事が大切です。

栄養バランスの良い食事の基本は、主食(ごはん・パン・麺類などの炭水化物)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質)、副菜(野菜・海藻類・きのこ類などのビタミンミネラル)の3点セットがそろった食事です。この3点セットを揃える事で、身体にとって必要な栄養素をしっかりと摂る事ができるので、停滞期の最中でも意識してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?停滞期は、ダイエットをしていれば多くの人が経験をすると思います。しかし、この時期をうまく乗り切ることがダイエット必勝法の一つだと言われています。「体重が減らなくなった…。」と落ち込むよりも、そういう時はダイエット以外のところに目を向けて気分を変えてみるもいいでしょう。今回ご紹介した3つのポイントも是非参考にしてみてくださいね。

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