【夏までに身に付けたい】「やせる」習慣のポイント6つ
「やせる」と「やせない」の分かれ道は、日ごろの習慣が大きく影響していることがあります。今回は「やせる」習慣と「やせない」習慣の差をご紹介します。
2019年05月14日
太るもやせるも普段の習慣次第
日々のチリツモが重要
毎日の小さな積み重ねは、1年で大きな差になります。 たった20kcalの習慣を積み重ねると、1年で7200kcalとなり、体重にすると1㎏です。これが、1日40kcalの積み重ねで増えるとなると、1年で2㎏の差になります。 たかが20kcal、40kcalですが、長い目でみると体重1㎏や2㎏の差になってしまうのです。 気づいたら体重が増えていたというのは、毎日の小さな積み重ねが大きくかかわります。
①食事のポイント
1.食事は少しの調整が大きな別れ道
食事で20kcal、40kcalというと、「え?そのくらい?」と思われるのではないでしょうか。チョコレートにすると、1~2粒分のカロリーです。ふだんチョコレートを1~2粒を1日に何回も食べるという場合は、タイミングと量を決めることで1年後への体重に影響を与えます。 ごはんは大盛りという習慣がある場合は、軽く1膳にすることでも、80kcal前後かそれ以上カロリーダウンすることもできます。減らしすぎもよくないですが、摂りすぎの場合は、摂りすぎのカロリーを整えることでやせる習慣につながります。
2.ナッツ類は適量を!
ダイエット中にナッツを食べることも多いですよね。 ナッツ類は、ビタミンやミネラル、質のよい脂質などを含んでおり、ダイエット中にうれしい栄養素が多く含まれています。ただ、コンビニで売られているサイズ1袋(100g前後)で500~600kcalあり、1袋で1食分に近いカロリーになります。栄養バランスが良いとはいえ、ナッツ類だけでは摂れる栄養素に偏りがでて、カロリーの摂りすぎに繋がることも。ナッツ類は1日30g前後におさめ、素焼きでノンフライのものを選ぶとよいでしょう。
3.「〇〇すぎ」はやめよう!
ほかにも、ダイエットや健康のために食べているものが、意外な落とし穴になることもあるため、注意したいところです。何ごとも「〇〇すぎ」「〇〇ばっかり」にならないようにすることが、ダイエットや健康を維持するためのポイントです。
②日常生活のポイント
日常のしぐさで活動量はかわる
「やせる」と「やせない」の分かれ道は、何気ない日常の中にも隠れています。
1.もたれかかる?もたれかからない?
順番を待って並んでいるときなどに、壁が横にあったとすると、もたれかかりますか?それとも、もたれかからずに立っていますか? 待ち時間が長くなればなるほど、もたれかかったほうが楽ですよね。楽ということは、エネルギー消費量もダウンしているサイン。状況にもよりますが、日常のなかで、立っているときはもたれかからないことが「やせる」習慣の1つです。
2.あなたはどっち派?
駅にエスカレーターと階段が横並びにあったとき、どちらを利用しますか?このときも、疲れてつらいというとき以外は階段を利用することも「やせる」習慣です。
3.かかる時間が同じとき、どっちを選ぶ?
かかる時間が同じとき、歩くのと、公共交通機関や車などだとどちらを選ぶでしょうか。2~3階の移動では、エレベーターと階段のどちらを使いますか。 荷物が重くてつらいというときは難しいかもしれませんが、歩くことや階段利用を選ぶことが「やせる」習慣になります。
まとめ
「やせる」習慣を身に付けよう!
何気ない日常の中には「やせる」習慣と「痩やせない」習慣の分かれ道が多くひそんでいます。日常の中にひそむ「やせる」習慣を探して、「やせない」習慣からシフトしてみませんか。
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著者
酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。
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