【太る原因はコレかも?】ゆっくり噛むのが大事!早食いにならないためのポイント
「ゆっくりとよく噛んでお食事を摂る事は健康に良い」と昔から言われてきましたが、最近の調査により、早食い習慣のある人には肥満が多いという事が分かってきました。そこで今回はゆっくりとよく噛んで食べる事のメリットや、早食いにならないためのポイントについて管理栄養士が解説します!
2019年09月16日
ゆっくり噛んで食べる事のメリットとは?
食べ過ぎ予防に効果的!
満腹になる事を「お腹がいっぱい」と言いますが、実は満腹感を感じているのはお腹ではなく脳です。脳が満腹感を感じるまで、20分程度かかると言われていますので、早食いをしてしまうと脳が満腹感を感じる前にたくさん食べてしまい、結果として食べ過ぎにつながります。お食事の際には20分以上を目安として、ゆっくりとお食事を楽しみましょう。
食後の代謝がアップする!
20分以上時間をかけてお食事を摂るためには、よく噛んで食べる事が大切です。食後、食べた物を消化・吸収する事で安静にしていてもエネルギー消費量が増加します。これを食事誘発性熱産生と言います。 あまり噛まずに食べるよりも、よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生と高まると言われており、エネルギー消費量アップにつながります。
ゆっくりと食事を摂るためのポイントとは?
歯ごたえのある食材を取り入れる
根菜類やこんにゃく、きのこ類、海藻類などの歯ごたえのある食材を食べる時には、自然と噛む回数が増えるの、早食い予防に効果的です。
食材はあえて大きめにカットする
野菜などの歯ごたえのある食材でも、細かくしたり、薄く切ってしまうと噛む回数が少なくなってしまいます。そのため、あえて大きめにカットする事で噛む回数を増やす事が出来ますよ。
お肉や魚は骨付きをチョイス
骨がついたお肉や魚はそのまま丸ごと食べる事が出来ないため、自然と食べるペースを抑える事が出来ます。
「ながら食い」はやめる
忙しい時は「スマホを見ながら」「新聞を読みながら」「デスクで仕事をしながら」などの「ながら食い」をしてしまう事もあるのではないでしょうか。ながら食いをするとお食事へ意識が向かなくなってしまうので、つい早食いになってしまいがちです。 さらに、どれだけ食べたかが把握しにくくなるので、食べた量に対して満足感を感じにくく、食べ過ぎや間食にもつながります。お食事の際にはお食事に集中し、ゆったりとした気持ちで楽しみましょう。
歯の健康を保つ
よく噛んでゆっくり食べる事が大切とわかっていても、歯が悪いと思うように噛めなかったり、柔らかい食べ物を選ぶようになってしまいます。きちんと歯や口の中の健康を保つことも大切ですよ。
まとめ
お食事をゆっくりと楽しんで無理なく痩せましょう♪
いかがでしたか? よく噛んでゆっくりと食べる事はダイエットにとって、とても大切です。一口30回程度噛んで食べるのが理想的ではありますが、難しい場合にはまずは今噛んでいる回数よりもプラス5回を目標としてみましょう。さらに、お食事の内容やお食事を摂る環境も工夫し、ゆっくりとお食事を摂るよう意識してみて下さいね。
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。