【疑問を解決】コンビニや薬局で見かける「コエンザイムQ10」とは?

【疑問を解決】コンビニや薬局で見かける「コエンザイムQ10」とは?

コンビニや薬局でよく見かけるコエンザイムQ10。みなさんの中には、日々、このコエンザイムQ10が入った健康食品やサプリメントを利用されている方もいるのではないでしょうか。今回、管理栄養士が健康食品やサプリメントだけでなく、この医薬品にも使われているコエンザイムQ10について詳しく紹介したいと思います。

2022年06月27日

コエンザイムQ10とは?

コエンザイムQ10は抗酸化物質です。

コエンザイムQ10とは「ユビキノ」とも言われて、体内のエネルギー産生を効率よく機能させるための補酵素であり、抗酸化物質です。健康食品やサプリメント、医療品から摂取するイメージのあるコエンザイムQ10ですが、実は肉類や魚介類などに含まれている食品にも含まれている他、体内から合成する事が出来ます。 しかし、食事から摂取したコエンザイムQ10は吸収率が低く、約60%は吸収されずに排泄されるという報告もあります。また、体内でコエンザイムQ10を多く含む部位は、心臓、肝臓、腎臓などですが、加齢に伴い、濃度は減少します。

コエンザイムQ10の効果とは?

「美容に良い」のか?

コエンザイムQ10の健康食品やサプリメントでよく謳われている内容としては「肥満を解消する」「美容に良い」「疲労を回復する」などですが、実際にそうなのでしょうか? 残念ながら、これらの効果に関する強い情報が今のところはありません。しかし、医薬品のコエンザイムQ10では、代謝性強心剤として利用されている他、心筋梗塞や高血圧、片頭痛などに有効性が示されています。

健康食品のコエンザイムQ10は医薬品と同じ働きがあるのか?

健康食品は医薬品ではない。

今までの説明を聞くと、医薬品のコエンザイムQ10は、様々な疾病に有効性が示されているのだから、健康食品のコエンザイムQ10でも、同じ効果があると思う方もいると思います。 しかし、それは違います。注意したいのが、健康食の場合は、医薬品と違って、厳しい審査に通していないので、パッケージに表示している成分が、ほとんど含まれていない製品や、むしろ、表示されていない有害物質が混入している製品もあります。 また、健康食品は安全性や有効性が検証されておらず、特に病者に対しての安全性も検討されていません。しかし、健康食品やサプリメントは、身近で簡単に買えるため、自己判断て利用してしまうのが、現状ではないでしょうか。

他の医薬品と健康食品のコエンザイムQ10を併用しても大丈夫か?

他の医薬品とは併用しない。

今までの説明から分かるように、健康食品自体にどのような成分が入っているかもわからない上に、他の医薬品と併用することは、新たな有害事象をもたらす危険があるので、控えましょう。 国内で分かっていることは、コエンザイムQ10とワルファリンの併用により、ワルファリンの効果か薄れた症例が報告されています。どうしても、他の医薬品と健康食品を併用したい場合は、医療従事者に相談しましょう。

まとめ

健康食品やサプリメントのコエンザイムQ10は、薬ではない。

今回、健康食品やサプリメントでお馴染みのコエンザイムQ10について、詳しく説明しました。特にコエンザイムQ10のような、健康食品やサプリメントだけでなく、医薬品としても使われている場合、消費者もより安心してコエンザイムQ10の健康食品やサプリメントを利用してしまう事もあると思います。 しかし、健康食品やサプリメントを使用する前にまずは「バランスの良い食事や運動」を第一に考え、それでも気になるようなら、医療従事者に相談してみましょう。 参照: 独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「 健康食品 」の安全性・有効性情報 コエンザイムQ10について https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail677.html

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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