【夏の赤い宝石】一度は食べたい!栃木県のご当地果物「なつおとめ」って知ってる?

【夏の赤い宝石】一度は食べたい!栃木県のご当地果物「なつおとめ」って知ってる?

栃木県のご当地果物「なつおとめ」をご存知ですか?いちごの旬は冬から春のため、夏に収穫される国産のいちごは希少です。今回は、栃木県のご当地果物「なつおとめ」についてお伝えします。いちご好きの方は必見です!

2020年08月12日

まずは「いちご」の旬について知ろう!

旬は冬から春にかけて

露地栽培のいちごは3月から4月が旬なのですが、クリスマスが近づくといちごの需要が高まるため、ハウス栽培されているものは12月から市場に出回っています。そのため、国内で生産されているいちごのほとんどが、冬から春にかけて収穫されスーパーなどの店頭に並んでいます。

夏秋は輸入いちごが使われている

国内で生産されたいちごは、夏から秋にかけての出荷量がとても少なくなります。しかし、ケーキなどに利用されるため、国産の出荷量が少ない夏から秋にかけては、業務用として主にアメリカ産などの海外から輸入されるいちごが業務用として使われています。

いちご王国「栃木県」

作付け面積、出荷量ともに日本一

栃木県は言わずと知れたいちごの名産地です。平成30年度の栃木県のいちごの作付面積は545ha、出荷量は23400tと日本一です。栃木県の次は福岡県で、作付面積443ha、出荷量15500tですので、栃木県産のいちごが多いことがわかりますね。 海がない栃木県は内陸性気候であり、夏と冬の寒暖差に加え、日中と夜間の大きな寒暖差があります。この寒暖差があることで、甘くておいしい「いちご」を作ることができるのです。

代表的な品種「とちおとめ」

栃木県のいちごといったら「とちおとめ」が有名ですよね。とちおとめは1996年(平成8年)に品種登録され、甘くてジューシーな果肉が魅力です。秋が始まる11月頃から出荷され始め、5月頃まで出回っています。

新品種「なつおとめ」が誕生

2013年に品種登録

前述したように、夏になると洋菓子店などでの需要はあるものの、国内で出荷されるいちごが激減します。そこで、夏のいちごとして誕生したのが「なつおとめ」です。 なつおとめは、「栃木25号」と「00-25-1」という品種の掛け合わせで誕生した、夏から秋にかけて収穫される新品種です。栃木県農業試験所にある、いちご専門の研究機関であるいちご研究所が、2011(平成23)年に農林水産省に品種登録され、栃木県内で夏も比較的涼しい地域で栽培されています。 名前は洋菓子店やホテルなど、夏もいちごの需要がある関係者を対象にして行ったアンケートに結果から、夏秋にかけて収穫されることに加え、いちごの女性らしいイメージを併せて「なつおとめ」という名付けられました。

「とちひとみ」よりも栽培しやすい

栃木県では、夏秋の出荷用に「とちひとみ」という品種を栽培していました。とちひとみは標高600m以上の夏も涼しい地域のみでの生産で、かつ真夏になると暑さで品質が下がってしまうという問題がありました。そこで開発されたのが「なつおとめ」で、平地でも栽培ができ、また栽培中に病気になりにくいという特徴があります。 【7月27日はすいかの日】夏の風物詩!すいかに秘められた栄養パワー

淡い赤色の断面が鮮やか

冬から春に収穫されるいちごの糖度は8〜10%程度、酸度は0.7~1.0%のものが主流です。なつおとめの糖度は8%前後で、酸度は0.8%と冬春に収穫される品種と大差がなく、いちごの甘酸っぱさが味わえます。 果肉は中程度の大きさで、綺麗な円錐形で光沢が良く、見た目が良いのが特徴です。特に中心部の果心の色も淡い赤色をしており、切った時の断面がとても鮮やかなのが魅力です。 【南国気分が味わえる!】トロピカルフルーツを使ったデザートレシピ5つ

まとめ

夏の栃木県で「なつおとめ」を味わおう!

今回は、栃木県のご当地果物である「なつおとめ」についてお伝えしました。残念ながら、なつおとめはまだ生産量が多くないため、栃木県以外で見かけることがほとんどありません。 栃木県に行くと、直売所や道の駅などでも販売されていたり、洋菓子店や飲食店でなつおとめを使った商品を食べることが出来ます。夏に栃木県を訪れた際は、期間限定のご当地果物「なつおとめ」をぜひ味わってみて下さいね! 【参考文献】 ・独立行政法人農畜産業振興機構/いちごの需給動向 (https://www.alic.go.jp/content/001155779.pdf) ・農林水産省/野菜生産出荷統計(平成30年産) (https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/) ・JA全農とちぎ/いちご収穫量日本一の理由 (http://www.tc.zennoh.or.jp/cs/presentation/fruit/tochiotome/about) ・栃木県/農業試験場いちご研究所/なつおとめ (http://www.pref.tochigi.lg.jp/g61/hinsyu/natuotome.html) ※閲覧日:2020年6月21日(全て)

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著者

河村 桃子(管理栄養士)

管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。


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