【甘くて美味しい】山梨名産「枯露柿」知っていますか?

【甘くて美味しい】山梨名産「枯露柿」知っていますか?

山梨県甲州市や南アルプス市を中心に生産されている枯露柿。「ころがき」と読み、甘くて美味しい干し柿の1種です。今回はそんな枯露柿について紹介します。

枯露柿とあんぽ柿の違いとは?

水分量に違いがあった!

枯露柿と同じくらい有名な干し柿に、あんぽ柿があります。両方甘くて美味しいですよね。この2つの干し柿の違いは何でしょうか?答えは水分量です。あんぽ柿は水分が50%前後残っており、やわらかいのが特徴です。福島県伊達市などで生産されています。一方、山梨県などで有名な枯露柿は、水分量が25~30%ほどです。水分が抜けた分、甘み成分が表面で結晶化し白い粉を吹いているのが特徴です。同じ干し柿でも、それぞれ違いがあっておもしろいですね。

枯露柿の名前の由来

意外と可愛い名前の由来

水分量が少ない分、干す期間が長めな枯露柿です。名前の由来は干す時の様子にあります。皮をむいた渋柿を天日で乾燥させる時、「ころころ」と柿の実全体に日光が当たるよう動かしたことから、枯露柿と呼ばれるようになったといわれています。漢字は難しいですが、名前の由来は可愛いですね。

枯露柿を食べよう

枯露柿の食べ「ころ」は?

枯露柿は12月下旬~1月下旬まで店頭に並びます。保存技術の進歩のお陰で、約1ヶ月保存が可能です。しかし冷凍保存をすれば、なんと1年ほど持ちます。枯露柿は糖度が高く凍りにくいので、冷凍保存する際はしっかり冷凍しましょう。ちなみに枯露柿の名産地である山梨県甲州市では、昔から11月~12月にかけて、まるでオレンジ色のカーテンのように、柿が民家の軒先に干されており、秋の風物詩として大人気です。コロナ禍が落ち着いて観光に行ったら楽しそうですね。

どうやって食べたらよいの?

そのまま食べても甘くて美味しい枯露柿。おせち料理のなますに入れて「柿なます」にしても楽しめます。また硬くなってしまったものを天ぷらにしても美味しいです。

まとめ

枯露柿で季節や旅行気分を味わおう!

今回は甘くて美味しい枯露柿について紹介しました。山梨県甲州市にある民家の軒先で、オレンジ色のカーテンのように干された枯露柿を想像しながら食べることで、冬の季節や旅行気分を味わいましょう。

【参考文献】
・農林水産省「枯露柿 山梨県」https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/korogaki_yama_nashi.html(閲覧日2021年9月18日)
・特許庁「商標登録第6046830号 伊達のあんぽ柿」https://www.jpo.go.jp/system/trademark/gaiyo/chidan/shoukai/ichiran/6046830.html(閲覧日2021年9月18日)

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