【高知名物】甘くておいしい「ぽんかん」を食べよう!

【高知名物】甘くておいしい「ぽんかん」を食べよう!

初春に旬を迎える果物「ぽんかん」。コタツにみかんもすてきですが、たまには甘くておいしいぽんかんも楽しみませんか?今回は、高知名物のぽんかんについて管理栄養士が解説します。

ぽんかんってどんな果物?

高知県はぽんかんの名産地

高知県では、12月から2月にかけてぽんかんが収穫されます。
温暖多雨な気候に恵まれている高知県は、ぽんかんの全国有数の出荷量を誇ります。

ぽんかんの魅力は、甘くてジューシーであること

ぽんかんは、ほのかな酸味と強い甘みが特徴なので、子供から大人まで幅広い世代に愛されるおいしさです。果肉は柔らかくて果汁も多くジューシーで、香りがよいのも魅力的です。

皮がざらついているので、みかんよりも厚くてむきにくそうに見えますが、外皮は柔らかいため、手でむくことができます。少し種があるものの、果肉を包む薄皮ごと食べれますよ。

ぽんかんの歴史

ぽんかんは、インド北部が原産地の亜熱帯の果物です。日本へは1896年(明治29年)に伝わったとされています。
台湾総督府より、鹿児島県に苗木がもたらされたのが最初といわれています。

ぽんかんの種類

実は2種類に分けられる

スーパーの店頭では「ぽんかん」と表記されていることがほとんどですが、ぽんかんは形状によって「高しょう系」と「低しょう系」の2種類に分けられます。

高しょう形は、サイズが大きく腰高で球の形をしています。重さは150~180gくらいです。
低しょう系は、平べったくやや小さめで重さは100~150gほどです。

代表的なぽんかん

それぞれ代表的なものは、高しょう系では「吉田ぽんかん」「今津ぽんかん」「徳村ぽんかん」などがあり、低しょう系では「森田ぽんかん」「太田ぽんかん」などがあります。

見かけた際は、食べ比べてみても面白いかもしれませんね。

ぽんかんの選び方と保存方法

美味しいぽんかんとは

より美味しいぽんかんを食べるためには、選び方にもコツがあります。店頭では、ぽんかんの皮がみずみずしく、果汁を多く含んだ重いものを選ぶようにしましょう。

「浮皮」に注意

ぽんかんは「浮皮」といって、皮と果肉の間に隙間ができやすい果物です。しかし、フカフカしすぎているものは果肉の水分が少なく、食味が悪いことがあります。

そのため、ずっしり詰まったものを選び、皮が浮いた状態のものは避けたほうがよいでしょう。

ポリ袋に入れて保存しよう

ぽんかんは乾燥すると、皮がしぼんでしまい、味が落ちてしまいます。みずみずしいおいしさを保つためには、ポリ袋に入れて室内の涼しいところに保存しましょう。

まとめ

ぽんかんを食べよう!

初春に旬を迎える、甘くておいしいぽんかん。今回はそんなぽんかんの歴史や特徴、選び方のコツなどをお伝えしました。
ぜひぽんかんを手に取って、季節を楽しみましょう。

【参考文献】
・農林水産省「甘くておいしい いろいろな国産みかん」
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe1_04.html(閲覧日2021年12月10日)
・果物情報サイト 果物ナビ
https://www.kudamononavi.com/zukan/citrus/ponkan(閲覧日2021年12月10日)
・JA高知
https://ja-kochi.or.jp/agriculture/products/fruit/869/(閲覧日2021年12月10日)

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