【ストロング系酎ハイ】純アルコール量にご注意!適切な飲み方を管理栄養士が解説

【ストロング系酎ハイ】純アルコール量にご注意!適切な飲み方を管理栄養士が解説

近年ビールに代わり、手軽に飲めるチューハイの人気が高まっています。現在は健康志向の高まりから低アルコール飲料も増えていますが、一方でアルコール度数の高い「ストロング系酎ハイ」も根強い人気がありますね。今回はこのストロング系酎ハイについて、飲み方の注意点などについて管理栄養士が解説していきます!

2024年01月16日

ストロング系酎ハイとは?

アルコール度数7%以上

ストロング系酎ハイとは、その名の通り、アルコール度数が高い酎ハイをいいます。飲料メーカーなどではアルコール度数7%以上のものを「高アルコール(ストロング系)」としています。なんと以前は12%のもの売られていました。現在は、酎ハイにかけられる酒税が9%未満と最も安いこともあり、7~9%のものがストロング系酎ハイとして種類も多く販売されています。 サントリーホールディングス(株)による調査(2019年の4000人を対象)では、アルコール度数7%以上の缶酎ハイ等の市場は、2010年から右肩上がりで2019年では約4倍にも増加していると発表されました。

なぜストロング系酎ハイが人気なのか?

近年健康志向から、低アルコールの需要も高まる中、ストロング系酎ハイも強い人気があるのはなぜでしょうか。それは「価格の安さ」と「少量で酔うことができる(家計に優しい)」の2点があげられます。缶酎ハイは「割らずにすぐ飲むことができる」「口当たりが良い」ことからも好まれている傾向にあると思われます。

ストロング系酎ハイの適量について

適量の飲酒量とは

アルコールの消費量が増えると、高血圧や脳出血、脂質異常症などの生活習慣病リスクが増加すると示されています。では、適量の飲酒量とはどれくらいなのでしょうか? 1日のアルコールの適量は「量」や「カロリー」ではなく、「純アルコール量」で示されています。厚生労働省の「節度ある適度な飲酒」では、成人男性で1日20g、女性は男性に比べてアルコールの分解速度が遅いため、男性の半量程度が適当とされています。純アルコールの計算は上図の式で求めることができますので計算してみてくださいね。

アルコール度数と重量の違いによる純アルコール量

アルコール度数3~9%のアルコール度数と、500mlと350mlによる重量の変化で純アルコール量はどのように変化するか表にまとめました。ご覧の通り、アルコール度数が高くなるにつれ、純アルコールの量は増えます。

ストロング系酎ハイの適量

成人男性の1日の適量は純アルコールで20g、女性はその半量程度です。つまり、男性ではアルコール度数が5%の酎ハイなら500ml/日が適量、7%では350mlが適量ということになります。 ストロング系酎ハイを日常的に楽しむ場合、アルコールが7~8%なら350mlを1缶にしましょう。量を重要視する方は4%で350mlを2缶か、5%で500mlを1缶というように純アルコールの量で選択できると良いでしょう。

適正飲酒について

ストロング系酎ハイを飲む場合は…

体への負担も配慮すると、ストロング系酎ハイ(6~7%)を飲む場合は350mlで1缶にしましょう。飲み会など外で飲酒する場合は、アルコール度数の高いお酒を飲む場合は、お水やウーロン茶などと交互に飲む。おつまみなど一緒に食べながら飲み、ゆっくり時間をかけて飲むと良いでしょう。

適正飲酒の10箇条

適正飲酒の10箇条というものがあります。楽しく健康にお酒を飲み続けるためにも参考になさってください。 1. 談笑し 楽しく飲むのが基本です 2. 食べながら 適量範囲でゆっくりと 3. 強い酒 薄めて飲むのがおすすめです 4. つくろうよ 週に二日は休肝日 5. やめようよ きりなく長い飲み続け 6. 許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み 7. アルコール 薬と一緒は危険です 8. 飲まないで 妊娠中と授乳期は 9. 飲酒後の運動・入浴 要注意 10. 肝臓など 定期検査を忘れずに

まとめ

何を選ぶかは自分次第

今回はストロング系酎ハイについて解説しました。現在飲料や食べ物はますます種類が豊富になり、「選ぶ力」が問われています。正しく理解をして長くお酒を楽しむために、日常的に口にするものはよく考えて選びましょう。 【参考文献】 飲酒とJカーブ.e-ヘルスネット.生活習慣病予防のための健康情報サイト.厚生労働省 (https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-001.html)  閲覧日2022年7月3日

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著者

井上 慶子(管理栄養士)

戸板女子短期大学・日本女子大学卒業。病院勤務を経て、健康は日々の積み重ねであることを実感。その後フリーの管理栄養士として特定保健指導業務に従事。現在は「習慣が自分のからだをつくる」をモットーに普段の食事に取り入れられるお手軽レシピの開発、わかりやすいコラムの作成などを行っています。


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