【お酒好きの方必見!】ダイエット中でもアルコールを楽しむ方法とは

【お酒好きの方必見!】ダイエット中でもアルコールを楽しむ方法とは

最近、各メーカーから発売されるようになった「低アルコール飲料」。みなさん、お試しになられましたでしょうか。お酒を飲みたいけど、カロリーが気になる方や、アルコールに弱い方には嬉しい飲料ですね。今回は、お酒の豆知識と、低アルコール飲料も含めた、ダイエット中のお酒の楽しみ方をご紹介いたします!

2023年11月02日

お酒の豆知識

お酒の定義

そもそも、お酒って何のこと?アルコール度数が関係するの?と思われる方もいらっしゃると思います。お酒は、種類によってアルコール度数は異なりますし、含まれる糖分の量によっては、カロリーも異なります。酒税法におけるお酒の定義は「アルコール分が1度以上の飲料」とされています。また、ここ数年で色々な商品が発売されるようになったノンアルコール飲料ですが、こちらの定義は「アルコール度数0.00%で、味わいが酒類に類似しており、満20歳以上の者の飲用を想定・推奨しているもの」とされています。

お酒の分類

お酒は、製造方法の違いから大きく3つに分類することができます。 ○醸造酒:ワイン、ビール、日本酒など ○蒸留酒:焼酎、ウイスキーなど ○混成酒:梅酒、リキュールなど

お酒のメリット・デメリット

メリット

お酒は、少量なら気持ちをリラックスさせたり、他者とのコミュニケーションを円滑にしたりするなど、良い点もあります。また、血行促進効果や食欲の増進にも効果が期待できます。

デメリット

逆に、お酒は大量摂取すると、急性アルコール中毒やアルコール性肝炎などを発症する要因となります。また、肝臓ではアルコールの分解(解毒)を優先させるため、エネルギー代謝が滞り、肥満の原因にもなります。お酒を「適量」摂ることで、メリットを活かせると良いですね。では、お酒の「適量」とはどのくらいなのでしょうか。

お酒の適量ってどのくらい?

1日平均純アルコール:約20g

厚生労働省が策定した「健康日本21」では、節度ある適度な飲酒のアルコール量は、1日約20gとしています。お酒の種類別に表にまとめてみました。

ダイエット中でもお酒を楽しむための4つのポイント

「質」より「量」を求めるのであれば、低アルコール飲料がおすすめ

お酒の席では、なかなかお酒の量をセーブするのは難しいところ。そんな時は、低アルコール飲料を活用してみるのはいかがでしょうか。お酒の量は同じでも、アルコール量を抑えることができますよ。

糖質が少ないお酒をチョイスする

お酒は製造方法によって、糖質の量も異なります。ビールや日本酒などの醸造酒は、蒸留酒と比較して糖質が多いお酒です。最初の乾杯だけビールにして、2杯目からはハイボールにするなど、糖質が少ないお酒をチョイスされるのがおすすめです。

お酒の量と同等の水分摂取を

お酒と一緒に水分を摂ることで、お酒の量を抑えることができます。また、アルコールには利尿作用があるため、脱水状態になりやすくなります。水分の種類は、水や麦茶などのノンカフェインのものが○です。コーヒーやお茶は、カフェインを含んでおり、アルコールと同じく利尿作用があるため、水分補給の目的としては合っていません。

低糖質・低脂質なおつまみをチョイスする

アルコールを摂ると、肝臓の働きが、エネルギー代謝からアルコール代謝へとシフトするため、代謝しきれなかった栄養素が体脂肪として蓄積されやすくなります。おつまみは、低糖質・低脂質なものをチョイスすることがポイントです。

まとめ

上手にお酒と付き合おう

いかがでしたか。新型コロナウイルスも5類に引き下げられ、お酒を交えた会食の機会も、以前と比べると多くなったと思います。お伝えしたポイントを参考に、ダイエット中でも上手にお酒と付き合うことができると良いですね。 【参考文献】 国税庁/法令等/法令解釈通達/第1編 総則 (https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/sake/2-01.htm#a-05) 閲覧日:2023年7月6日 酒類の広告審査委員会/酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準/ノンアルコール飲料関係 (http://www.rcaa.jp/standard/non-alcohol.html) 閲覧日:2023年7月6日 厚生労働省/e-ヘルスネット/飲酒/アルコールの基礎知識/アルコールの作用 (https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-003.html) 閲覧日:2023年7月6日 厚生労働省/政策について/分野別の政策一覧/健康・医療/健康/健康日本21/健康日本21(アルコール)/アルコール (https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html) 閲覧日:2023年7月6日 文部科学省/日本食品標準成分表2015年(七訂)/し好飲料類 (https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/02/16/1365343_1-0216r9.pdf) 閲覧日:2023年7月6日

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著者

山田 みゆき(管理栄養士)

大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。


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