【管理栄養士が解説】ダイエット中の上手な「乳製品」の取り入れ方が知りたい!

【管理栄養士が解説】ダイエット中の上手な「乳製品」の取り入れ方が知りたい!

牛乳やヨーグルト、チーズなど、私たちの生活に欠かせない存在の乳製品。ダイエット中にはどうやって取り入れたらいいか、悩んだことはありませんか?今回は、ダイエット中の乳製品の上手な取り入れ方について、管理栄養士がご紹介します。

2024年01月09日

乳製品って何?

私たちにとって身近なこんな食品!

牛から絞ったままの乳を生乳といい、その生乳を殺菌したものが牛乳です。また、生乳を加工することで作られた食品を乳製品といいます。 生乳を乳酸菌で発酵して作られるのがヨーグルト、乳酸菌などで発酵した後に熟成して作られるのがチーズです。その他にも、バターやクリーム、脱脂粉乳(スキムミルク)や練乳など、生乳からはさまざまな乳製品が作られています。

管理栄養士が解説!乳製品の魅力と注意点

手軽に栄養を摂れるのが魅力!

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は、手に入りやすく、調理の手間いらずでそのまま食べられるものが多くあります。乳製品に多く含まれている栄養素は、たんぱく質やカルシウム。日頃不足しやすいカルシウムが手軽に摂れる点はとても大きなメリットとして挙げられます。 もちろん、料理やお菓子作りの材料としても大活躍の食材で、使い勝手抜群な点も魅力です。

食べすぎには要注意!

乳製品を取り入れる際に気をつけたいのが、エネルギーや脂質の摂りすぎです。乳製品には乳脂肪が多く含まれており、食べすぎるとエネルギーや脂質の過剰摂取につながってしまいます。

実践!乳製品の上手な取り入れ方とは

1日の中で何種類も食べないようにする!

朝に牛乳、昼にチーズたっぷりのピザ、おやつにヨーグルト、夜に牛乳たっぷりのクリームシチュー…のように1日の中でいくつも乳製品を食べていると、カロリーオーバーとなってしまいます。 乳製品を楽しむときには、1日の中で何回も重ならないようにし、1回に食べる量も決めておくことで食べ過ぎを防ぐとよいでしょう。

低脂肪タイプのものを選ぶ!

脂質の摂りすぎを防ぐためには、低脂肪タイプの乳製品を選ぶのがおすすめです。牛乳やヨーグルトは、さまざまな低脂肪の商品が手に入るため、お気に入りのものを見つけてみるのもおすすめですよ。 チーズはさまざまな種類がありますが、脂質が少ないものを選ぶのがポイントです。チーズの中でも、特に脂質が少ないのがカッテージチーズ。サラダなどにトッピングして食べるとおいしいですよ。 牛乳から乳脂肪を取り除いて乾燥させた「スキムミルク(脱脂粉乳)」を使うのも一つの手です。脂質は取り除かれていますが、たんぱく質やカルシウムはしっかり含まれているので手軽に栄養を補給できます。水にとけやすく、料理に少しプラスするのにも便利です。

甘みはつけずにそのままで!

乳製品を食べるときには、砂糖やジャムを使わずに、プレーンで楽しむようにするとより健康的に楽しむことが出来ますよ。 ヨーグルトなどは加糖の甘いものではなく、無糖のものを選ぶのもポイントです。

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。 現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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