【管理栄養士が教えます!】美容と健康を意識した、賢いおやつの楽しみ方
美容のためにも健康のためにも控えようと思っているのに、ついついおやつに手が伸びてしまう…なんてことはありませんか?そこで今回は、上手なおやつの選び方&楽しみ方を管理栄養士がご紹介します!
2024年01月12日
おやつは美容や健康の敵⁉
おやつの我慢がストレスになっていませんか?
美容や健康のことを考えて、おやつは控えているという方も多いですよね。もちろん、無理なく我慢できる場合には余計なカロリーをとらないに越したことはありません。でも、食べちゃいけないと思えば思うほどどんどん食べたくなって、結果的にドカ食い…なんて経験はありませんか? 我慢のし過ぎはストレスとなり、さらに悪循環になってしまうことも。そうならないように、上手におやつタイムを取り入れるのも一つの手なんです!
おやつを取り入れるメリットとは?
適切な時間に、適量のおやつを摂ることでストレスがたまりにくくなるのはもちろん、空腹感がいったん落ち着くことでお食事の際の早食いや食べ過ぎを防ぐことにもつながります。 のんびりおやつタイムを設けることで気分がリフレッシュし、勉強や仕事などのモチベーションアップにもつながります。 とはいっても、もちろん食べ過ぎはNG!メリットやデメリットを理解して、上手に付き合うことが大切です。
管理栄養士が解説!上手なおやつの食べ方のポイント
「心」も満たされる食べ方を!
おやつの食べ過ぎを防ぐためには、「量」より「質」にこだわるのがおすすめ。ただ何となくだらだらとおやつを食べてお腹を満たすよりも、本当に好きなもの、質の良いものを少しずつ、ゆっくり味わって食べた方が心もしっかりと満たされますよ。 食べ過ぎ防止のためには、あらかじめお皿に取り分けておくと良いでしょう。使うお皿も素敵なものを用意して、視覚からも満足感を演出する工夫もおすすめです。 ちょっぴりユニークな方法ですが、普段はあまり買わないような、ちょっぴり高級なお菓子を買ってみるのもおすすめです。いつも以上に少しずつ、大事に食べようという気持ちが高まること間違いありません!
無糖の飲み物を合わせて満足感UP!
おやつを食べる際には、無糖の飲み物をあわせて楽しむのがおすすめ。おやつの量を抑えても、飲み物と一緒に食べることでしっかりと満足感を得られますよ。 このとき、飲み物は無糖のものを選ぶのが余計なカロリーを摂取せずにすむポイントです。
食べる時間にもこだわって!
おやつは夜遅くではなく、日中のうちに楽しむように心がけるのも大切です。 代謝が高く活動量も多い日中に比べ、夜は代謝が落ち、活動量も減っています。そのため、夜におやつを食べてしまうとエネルギー源として活用されず、体脂肪として蓄積されやすくなってしまいますよ。
管理栄養士が教える!おすすめおやつの選び方
栄養が補給できるおやつ
おいしいだけでなく、栄養がしっかり摂れるおやつを選べば心も体も大満足で一石二鳥!ビタミンが摂れる果物や、カルシウムやたんぱく質が摂れる乳製品などはいかがでしょうか。 果物はみずみずしくて香りも良く、満足感がしっかり得られますよ。旬のものを選べば季節感もたっぷりで素敵ですね。 乳製品の中でも特におすすめなのが、ギリシャヨーグルト!たんぱく質がしっかり摂れるだけでなく、まったりとした食感で食べ応えも抜群です。
噛み応えがあるおやつ
嚙み応えがあるおやつは、自然と嚙む回数が増えて満腹感がしっかり得られますよ。 甘いものがお好きなら干し芋、ちょっぴりつまみたいときにはナッツ、しょっぱいものが良いときにはするめいかなどはいかがでしょうか。お好みに合わせて選んでみてくださいね。
まとめ
上手におやつタイムを楽しもう!
いかがでしたか?今回は、美容や健康を意識した、上手なおやつタイムの取り入れ方についてご紹介しました。 我慢に我慢を重ねてストレスをためるよりも、上手に工夫して健康的におやつタイム楽しむ方が、毎日がもっと充実したものになるはずですよ。ご紹介した方法を参考に、ぜひ実践してみてくださいね。 【参考文献】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/
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著者
谷口 美希(管理栄養士)
食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。