【芽キャベツとキャベツはどう違う?】芽キャベツの特徴とおすすめレシピ

【芽キャベツとキャベツはどう違う?】芽キャベツの特徴とおすすめレシピ

一口サイズの芽キャベツ。コロコロとしていて見た目がとてもかわいいですが、どんな特徴のある野菜なのでしょうか。今回はキャベツと栄養価を比べながら、芽キャベツの特徴を解説します!

芽キャベツってどんな野菜?

芽キャベツはキャベツの赤ちゃん?

キャベツの赤ちゃんのような、小さいサイズの芽キャベツ。名前からもキャベツの芽?未熟なキャベツ?と思われますが、実はキャベツとは仲間ですが違う品種です。

1本の茎にたくさんできる

キャベツはヨーロッパの地中海、大西洋の沿岸が原産地です。原種となるケールからキャベツが生まれる過程で、花を食べるブロッコリー、カリフラワー、わき芽を食べる芽キャベツに分化しました。
芽キャベツは、葉の付け根のわき芽が3cmほど結球したもので、1つの茎に50個から60個程度できます。

芽キャベツの特徴

芽キャベツは1つ20g程度の一口サイズ。キャベツと同じように緑色をしています。キャベツは淡色野菜ですが、芽キャベツはβ-カロテンが多いことから緑黄色野菜に分類されます。
旬は冬で、11月下旬から3月ごろに多く出回ります。キャベツよりも葉が硬く巻いていて、にがみもあるので、加熱調理して食べるのが基本です。

芽キャベツの栄養

キャベツと芽キャベツの栄養

芽キャベツとキャベツの栄養価を比べてみると上のようになりました。すべて100g当たりの栄養価です。キャベツよりも栄養価が高く、脂質は少ないことがわかります。

ビタミンCがキャベツの4倍!

芽キャベツには、ビタミンCがキャベツの4倍もあり、とても多く含まれる栄養素です。ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きをします。コラーゲンは細胞と細胞をつなぎ、血管、筋肉、皮膚を丈夫にする役割があります。元気なからだ作りには、ビタミンCは不可欠な栄養素です。
また、ビタミンCは酸化を防ぐ抗酸化ビタミンの一種です。からだで作られる活性酸素は、少量であればからだに有用な働きをします。しかし、過剰になると過酸化脂質を作り出し、これが動脈硬化、免疫力の低下、細胞の老化などにつながります。抗酸化ビタミンは活性酸素が増え過ぎないように抑える働きがあるので、これらを予防するためにも大切です。

β-カロテンが多く、緑黄色野菜に分類される

β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、ビタミンAと同じ働をします。芽キャベツにはキャベツよりもβ-カロテンが多く含まれます。可食部100g当たりのβ-カロテン当量が、600㎍以上のものを緑黄色野菜と言いますが、芽キャベツは710㎍です。緑黄色野菜の1つに分類されています。
ビタミンAは皮膚や粘膜を構成する上皮組織の合成に不可欠な栄養素です。乾燥から守り、強い皮膚や粘膜を作ることで、感染症にかかりにくい丈夫なからだを作ります。感染症がはやりやすい冬の時期には、積極的に摂りたい栄養素の一つです。

食物繊維が多く含まれる!

芽キャベツには食物繊維が多く含まれます。食物繊維は腸を刺激し、動きを活発にします。また、便の量を増やし排便を促します。これらの働きは腸内環境を整え、便秘の予防につながります。

芽キャベツのおすすめレシピ

芽キャベツのやみつきソテー

ごろっとした芽キャベツをソテーすると、ボリューム感のある1品になります。シンプルにバターでいためると、芽キャベツのにがみとうまみがしっかりと感じられます。

▶「芽キャベツのやみつきソテー」レシピはこちら

まとめ

栄養が詰まっている!

芽キャベツは、かわいい見た目でありながら、栄養価が詰まった優秀な野菜です。スープ、いため物、ホットサラダなど、いろいろな料理に使って食べてみてくださいね!

【参考文献】
・独立行政法人 農畜産業振興機構/消費者コーナー 業務の解説・トピックスの過去掲載分/(https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_000277.html)
閲覧日;2023年9月6日
・独立行政法人 農畜産業振興機構/野菜 野菜ブック 1葉茎菜類(1)キャベツ/(https://www.alic.go.jp/content/001162824.pdf)
閲覧日;2023年9月6日
・厚生労働省/e-ヘルスネット 健康用語辞典 栄養・食生活 抗酸化物質/(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-009.html)
閲覧日;2023年9月6日
・からだのための食材大全/監修者 池上文雄他/NHK出版/2018年発行

カテゴリ別ニュース