新注目のスーパーフード!「ビーポーレン」って一体なに?
最近よく耳にするスーパーフードという言葉。スーパーや輸入食料品店などで、スーパーフードの専用コーナーを見かけることも増えてきました。チアシードやキヌアなどが有名ですが、そこに並んでいる黄色いシリアルのような粒々「ビーポーレン」というスーパーフードをご存知ですか?
2015年10月08日
「ビーポーレン」って?
名前の由来
ビーポーレンのビーは「ミツバチ」、ポーレンは「花粉」です。ミツバチが蜜を集める時に脚についた花粉を、花蜜でお団子状にして脚の長い毛にさします。まさに串団子にして巣箱まで運ぶのです。花粉団子にはちみつを塗って発酵させた「花粉荷」をミツバチたちは食べています。それを砕いたものが今注目のスーパーフード「ビーポーレン」なのです。
ビーポーレンの栄養や効能は?
花粉とはちみつのWパワー
花粉とはちみつを練り混ぜた「花粉荷」は、ミツバチの主な食料であり、ローヤルゼリーのもとになるほど、栄養価の高い食品。糖質、脂質、だけでなく、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・酵素などがバランスよく含まれているのだそうです。 このビーポーレンを人が食べた場合は、ビーポーレンの持つ抗酸化作用によりアンチエイジング効果や皮膚の乾燥を防ぐ効果が期待できます。また、インフルエンザや花粉症の予防、症状の緩和の期待ができるという研究結果も報告されています。(※1)
ビーポーレンはスーパーフード!
試してみよう
スーパーフードとは、栄養バランスに優れ、料理の食材としても使用しつつ、健康食品としての用途をあわせもつもの。 一般社団法人・日本スーパーフード協会ではビーポーレンをプライマリースーパーフード10の一つに挙げています。(※2) 他の9品はスピルリナ、アサイー、カカオ、ココナッツ、チアシード、ブロッコリースーパースプラウト、カムカム、クコの実、麻の実。 スーパーフードはそれを食べれば即健康になれるというものではありません。食べ物からの栄養はまるでパズルのように色々な食材の成分が複雑に関係しあいながら人のカラダに吸収されるのですから。といっても、日本から遠い国で古代人が食べていたスーパーフードを試してみる。というのも楽しいものですね。 ビーポーレンのおすすめの食べ方はヨーグルトやトースト、スムージーのトッピングに。はちみつとは違う、クランチな食感をお楽しみください。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。