チーズはダイエットに効果的?種類と痩せる食べ方について解説します
そのまま食べても、おつまみ、デザートとしても美味しいチーズ。そんなチーズが大好き!という方も多いのではないでしょうか?最近、ダイエット中の間食にはチーズが良いという話も耳にしますが、実際のところはどうなんでしょうか?今回はそんなチーズの種類や栄養についてお伝えします!
2016年03月15日
チーズの種類について
大きく分けて2種類あります
意外に知られていませんが、チーズは大きく分類すると“プロセスチーズ”と“ナチュラルチーズ”の2種類に分けられます。
1)プロセスチーズ
ナチュラルチーズを原料として作られます。乳固形分が40%以上、脂質はカロリーの60%前後を含むものが多くあります。
2)ナチュラルチーズ
新鮮なミルクから作られたチーズです。原料や製造方法、熟成させる手段によってさらに7種のタイプにわけられます。 1.フレッシュチーズ 2.白カビチーズ 3.青カビチーズ 4.ウオッシュチーズ 5.シェーブルチーズ 6.セミハードチーズ 7.ハードチーズ
チーズって種類が違うと何が変わるの?
一口にチーズと言っても、今やその種類は1000種類以上あるといわれています。 もちろん、種類が違えば味も変わりますし、熟成や原料の違いによって含まれる栄養素も違ってきます。 ただしチーズ全般に共通していえることは、約10倍量の原料乳から作られる為、栄養が豊富で、発酵や熟成によってタンパク質や脂質が吸収されやすい形に分解されています。さらに乳糖も分解される為、牛乳でお腹がゴロゴロする、という方もチーズは食べられる、ということが多いようです。
栄養価とオススメの食べ合わせは?
一般的にチーズにはタンパク質、脂質が20~30%含まれており、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2などの優れた供給源になります。ただし、ビタミンCや食物繊維は原料乳にもほとんど含まれていないので、野菜や果物と一緒に摂ることをお勧めします。
ダイエット向きのチーズはあるの?
また、種類によっても異なりますが、カッテージチーズは脱脂乳を原料としている為、100g当たりの脂質量も5g程度、カロリーは105kcalと低カロリーなチーズです。 少し淡白なチーズなので、サラダと和えたり、ハーブやジャムとミックスして食べるのがお勧めです。 反対に脂質が多いのがクリームチーズ。100g当たりで脂質33g、カロリーは346kcalあります。コクがあり、パンなどに塗って食べると美味しいですが、ダイエット時には食べる量に注意しましょう。
チーズって整腸作用はあるの?
ヨーグルトと同じ乳から作る発酵食品でも、チーズは種類によって乳酸菌の存在数が違う為、一般的にはあまり整腸作用は期待できないといわれています。 ただし、タンパク質や脂質、糖質が発酵や熟成によって分解されている種類のものは、消化吸収が易しいため、身に付きにくい≒太りにくい、とされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ダイエットをするときに野菜や炭水化物に偏ってしまう、という方は量に気を付けながらチーズを献立に取り入れてみるのもいいかもしれませんね!
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。