意外と知らない!【ビタミン・ミネラル】がカラダに大切なこと!

意外と知らない!【ビタミン・ミネラル】がカラダに大切なこと!

管理栄養士の個別指導による「正しく食べてやせるダイエット」がテーマのダイエットプラスラボの管理栄養士が、“ビタミン・ミネラル”の基礎知識について解説します。

2016年04月24日

ビタミン・ミネラル不足はカラダに良くない!とはわかっているけれど、実際にどんな働きをしているのか、意外と知らないもの。知っておくと役に立つ“ビタミン・ミネラル”の基礎知識を管理栄養士が解説します。

三大栄養素・五大栄養素をまず知ろう!

よく耳にする、三大栄養素・五大栄養素という言葉を簡単に説明します。

三大栄養素とは?

「糖質」「脂質」「たんぱく質」のこと。 生きていくためのエネルギー源やカラダを構成するための大切なものです。

五大栄養素とは?

三大栄養素に「ビタミン」「ミネラル」が加わったものが五大栄養素です。 三大栄養素はカラダのエネルギー源になり、カラダを構成するためには酵素が必要となります。酵素はカラダの中に存在していますが、この酵素はビタミン・ミネラルがないと反応しないのです。つまり、ビタミン・ミネラルをきちんと摂取しないと、「糖質」「脂質」「たんぱく質」を十分に摂っていても、栄養としてカラダに吸収・代謝されにくいということです。

ビタミン・ミネラルは同じようなもの?

ビタミンは有機物・ミネラルは無機物

カラダの中での働きはビタミンもミネラルも同じですが成分は全く違います。 「ビタミン」は動物や植物が、カラダの中で作りだした“有機化合物”です。一方、「ミネラル」は、土壌に含まれるミネラル由来のもの。海藻やプランクトン、植物が土壌から吸い上げたものを動物や魚が食べることで体内に取り込む“無機物”です。

ビタミンとミネラルの関係は?

組み合わせで力を発揮

■ビタミンは全部で13種類 ・ビタミンA ・ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン) ・ビタミンC ・ビタミンD ・ビタミンK ・ビタミンE ■必須ミネラルは16種類 ・カルシウム ・リン ・カリウム ・イオウ ・ナトリウム ・塩素 ・マグネシウム ・鉄 ・亜鉛 ・銅 ・ヨウ素 ・セレン ・マンガン ・モリブデン ・クロム ・コバルト 栄養素はお互いに協力してカラダを作っていきます。 具体的な例をあげると ●貧血には「鉄」と合わせて「ビタミンC・ビタミンB12・葉酸」を。 ●丈夫な骨作りには「カルシウム」と合わせて「ビタミンD・ビタミンK・マグネシウム」を。 …というように、数種類を組み合わせて摂ると効果的です。

ビタミンとミネラルが豊富な食材は?

ビタミンが豊富な食材

代表的なものとして、にんじんなど(ビタミンA)、豚肉など(ビタミンB群)、大根・もやしなど(ビタミンC)、しいたけなど(ビタミンD)、納豆・しそなど(ビタミンK)、アーモンド・アボカドなど(ビタミンE)です。

ミネラルが豊富な食材

海藻類、きのこ類など

ビタミン・ミネラルをバランスよく摂るにはどうすればよいの?

“ビタミン・ミネラル”をバランスよく摂るコツは、主食、主菜、副菜の定食タイプの献立がおすすめです。 食材もできれば旬のものをとりいれるといいですね。 たんぱく質系の食品も植物性・動物性どちらに偏ることなく食べることも大事! 野菜も淡色野菜、緑黄色野菜、葉ものなどを意識することで栄養バランスも整いますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今回“ビタミン・ミネラル”の大切さをわかっていただけたかと思います。 是非、家族や友達、同僚など会話ネタに“ビタミン・ミネラル”の大切さ、バランスよく食事を摂ることの大切さを伝えてみてくださいね。

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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