管理栄養士が解説!【腸活ダイエット】に手作り常備菜「酢らっきょう」のススメ

管理栄養士が解説!【腸活ダイエット】に手作り常備菜「酢らっきょう」のススメ

管理栄養士の個別指導による「正しく食べてやせるダイエット」がテーマのクックパッド ダイエットラボの管理栄養士が「らっきょう」について管理栄養士が紹介します。

2016年05月27日

らっきょうは腸内改善の特効薬

らっきょうは食物繊維が豊富な食材です。さらにその食物繊維の大部分が他の食材には少ない“水溶性食物繊維”なんです。そんならっきょうは、まさに今が旬。そこでこの機会に「酢らっきょう」を手作りしてみませんか?

溶性食物繊維ってなに?

よく耳にする「食物繊維」。実は詳しく知らない方も多いのではないでしょうか? 食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類に分かれます。 簡単に言うと、水に溶けるか溶けないかで分類されています。 今回のテーマ食材の「らっきょう」には、実にゴボウの8倍もの「水溶性食物繊維」が豊富に含まれていて、血糖値の急激な上昇を抑えたり、腸内環境を整える働きがあると言われています。 日頃食べている野菜の大部分が「不溶性食物繊維」に分類されるので、「水溶性食物繊維」を積極的に摂りたいとときは、らっきょうがおすすめです!

一年中らっきょうを楽しむなら‥今がチャンス!

らっきょうの旬は5月~6月の短い期間だけ…。今が旬のらっきょうを自分で漬けて、手作りならではの味わいを楽しみませんか?

らっきょうの漬け汁も活用しよう

らっきょうに含まれる、水溶性食物繊維は水に溶け出してしまうことが特徴です。そう、らっきょうの漬け汁には水溶性食物繊維が溶け出しているので、漬け汁を南蛮漬けや三杯酢などの調味料としてお料理に使うと、水溶性食物繊維を無駄なく摂取することができますよ。

手作り「らっきょう」レシピをご紹介!

使う砂糖を変えた「白らっきょう」と「黒らっきょう」の2バリエーションのレシピを紹介します。

○白らっきょう

■昔ながらのらっきょう漬け “ピリリと辛さが効いた昔ながらのらっきょう漬けです。塩漬けしてから工程に時間はかかりますが本格的らっきょう漬けが楽しめます” クックパッドでレシピを見る 出典:クックパッド「 昔ながらのらっきょう漬け by HIROマンマ 」

●黒らっきょう

■和味☆黒糖らっきょう “黒糖甘酢で漬け込んだらっきょう漬け☆塩漬けを省いたので、はじめてさんにも気軽にチャレンジしていただけると思います♪” クックパッドでレシピを見る 出典:クックパッド「 和味☆黒糖らっきょう by 草原うさぎ 」

まとめ

腸内環境を整える「酢らっきょう」。酢玉ねぎと同じように血液サラサラ効果が期待できます。酢の成分が胃を刺激することがあるので空腹時は避け、1日3~4粒くらいを目安に食べるといいでしょう。ご自身の腸やカラダの調子を観察してながら、続けてみてくださいね。

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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